学級レクは児童生徒がお互いに協力して、チームワークを学び、クラスとしての一体感を育むことができます!このブログでは、教員歴15年の私が今まで実践してきた学級レクを紹介していきたいと思います!
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目次
ワードウルフ
ワードウルフはプレイヤー一人ひとりにお題を配ります。多数派のお題と少数派(基本は1名)のお題に分かれています。
プレイヤーは会話を駆使しながら、自分のお題が多数派のお題なのか、少数派のお題なのかを考えながら一人だけ異なるお題を持つプレイヤー(ウルフ)を見つけ出します。
制限時間を設け、会話をした後、誰がウルフなのかを投票で決めます。(せーので指を指す)ウルフが見つかれば多数派の勝利、ウルフが見つからなければ少数派の勝利となります。
このゲームは子どもたちの言語能力や推理能力を育み、クラスの一体感を深めます。カードセットが販売されていますが、自作のお題カードだけでも簡単にプレイできるので、ぜひ試してみください!
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コンセンサスゲーム(無人島編)
コンセンサスゲームはグループ内で意見の一致を目指すことを目的とした協力型のアクティビティで、無人島編、雪山編、宇宙編があります。
無人島では、いくつかのアイテムから、その環境で生き抜くために必要なアイテムをグループで話し合って決めます。
このゲームは個々の意見の違いや多様な考え方を尊重し、共通の目標に向かって進むためのコミュニケーションスキルを育成することができます。
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コンセンサスゲーム(宇宙編)
宇宙編はNASAの宇宙飛行士の訓練でも実際に用いられたアクティビティで、機械の故障で母船から離れたところから、母船に辿り着くことを目指して、15のアイテムからグループで話し合い、優先順位を付けていきます。
この宇宙編にはNASAが考えた根拠に基づく答えがあります。
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コンセンサスゲーム(雪山編)
コンセンサスゲーム(雪山編)は、ある課題についてグループ全員の合意のもと、意思決定をするゲームです。
雪山編では、乗っていた飛行機が故障により雪山に不時着し、そこから東に30kmはなれた集落まで無事に辿り着くことを目指します。気温ー40℃の中、10個のアイテムから、無事に集落に辿り着くために重要なものから、話し合いで順位をつけます。
「話し合う」ことが目的のゲームですが、予想した順位と正解の順位がどれだけズレていたかの合計で勝ち負けを決める方法もあります。
テレストレーション
テレストレーションは、最初の人にお題を与え、絵を描く→文字を書く→絵を描く→文字を書く→・・・を繰り返していき、最後の人が何のお題だったのか推測し、最初のお題からどのように変遷していったのかを楽しむ、絵と文字を使った伝言ゲームです。
このゲームをクラスで行うことの1番のメリットは、最後の人から順番にお題を予測してくときの子どもたちのコミュニケーションです。絵がうまい、ヘタに関わらず、盛り上がること間違いなしのゲームです。
Amazonでゲームセットを購入できますが、紙とペンだけでもできるので、是非クラスの隙間時間にやってみてください!
クラスの時間に最適!テレストレーションを詳しく知りたい方はこちらから
ito~クモノイト~
itoは株式会社アークライが提供しているカードゲームで、自分がひいた1~100の数字カードの大きさを、テーマに沿った言葉で表現して、数字が小さい順に出していくゲームです。それぞれのプレイヤーにカードを配ったら、それぞれのプレイヤーの表現を聞いて、自分の数字の方が小さいと思った人から場に出していきます。すべてのカードを小さい順に出すことができたらゲームクリアとなります
例えば、テーマが「生き物の大きさ」だった場合、100をひいたプレイヤーは「クジラ」と言うでしょう。1をひいたプレイヤーがいたら「ミジンコ」などでしょう。しかし真ん中の50をひいた場合、どんな生き物を言うのかはそれぞれの人の価値観などで変わるでしょう。そのような友達との価値観の違いに大笑いできるゲームです。
このゲームは1~100の数字のカードを使って行いますが、トランプでも代用できるので、ぜひクラスの時間でプレイしてみてください!
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はぁって言うゲーム
「はぁって言うゲーム」は言葉のトーンと表情で自分が一体何を表現しているか当ててもらうゲームです。演者に与えられるお題の例は、
① なんで?の「はぁ」
② ぼうぜんの「はぁ」
③ 力をためる「はぁ」
④ とぼけの「はぁ」 などです。
演者はこの中から1つ選び、声のトーンと表情だけで、自分がどの「はぁ」を表現したか当ててもらいます。演者と回答者に分かれてゲームは進んでいき、順番に演者を務めていきます。人のお題を当てたら10ポイント、自分のお題を当ててもらったら10ポイントなどとポイントを決め、最後にポイントの高かったプレイヤーが勝者となります。
複雑な設定はなく、お題の書かれた紙と、ポイントを書く紙があれば学校でも手軽に遊ぶことができます。このゲームを遊ぶことによって、子どもたちはコミュニケーションスキルを向上させ、感情表現や他者を理解する力が身につくでしょう。
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先生ばかりが住むマンション
上の図のようなマンションに先生たちが住んでいて、ヒントを元にどの部屋に誰が住んでいるのか推理するゲームです。それぞれに配られたカードにヒントが書いてあるのですが、そのカードは人に見せることはできません。ヒントの内容は必ず口で伝えなければいけないというルールがあります。自分の配られたヒントの内容を正確にみんなに伝え、全員で協力して誰がどこに住んでいるのかを当てます。
ヒントが14枚で登場する先生が12人の問題と、ヒントが40枚で登場する先生が32人の問題があります。前者は4~6人班で、後者はクラス全員で行うことができる、協力型の推理ゲームとなっています。会話をしなけえば問題は解けないので、クラスのアイスブレイクなどでもとても有効です。
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ペーパータワー
ペーパータワーは企業などでも取り入れられているチームビルディングで、参加者は紙と与えられたアイテム(はさみやのり)だけを使って、最も高いタワーを作ることを目指します。私が学級レクで行う場合は、4人の班を作り、A4の紙20枚のみで最も高いタワーを作った班の勝ち、というルールで行っています。優秀な班は2m近くの高いタワーを作る班もあります。
この活動はチームワークや創造性、問題解決スキルを向上させます。作業に取り掛かる前に、3分間の作戦会議の時間を作ることで、話し合いが盛り上がり、クラスメイトとの絆も深まります。
ストロータワー
ストロータワーは、ペーパータワーと同じく、決まったストローの本数と、ハサミやセロテープを使って自立可能な、できるだけ高いタワーを作ることを目的としたグループワークです。
4~6人の班を作り、最も高いタワーを作ったグループの勝ちとなります。ゲームを通して、メンバー間の役割分担、チームとしての戦略、多様な意見の尊重を学ぶことができます。
必ず最初に作戦会議の時間を設けることがポイントで、最後に誰の案が良かったか、誰がリーダーシップを取っていたか、誰が活躍したか、などのフィードバックをするのも良いです。
ザ・マインド
ザ・マインドは4~6人のグループで、1~100の数字が書かれたカードを、数字が小さい順に出していくゲームです。カードを出していく際、プレイヤーは言葉やジェスチャーによるこみゅんケーションは一切禁止です。その場の空気を読みながらカードを出していく必要があるので、子どもでも大人でも大いにハマるゲームです。
このゲームを遊ぶには、ボードを購入するのが早いが、1~100の数字が書かれカードがあれば良いので、自作することも可能。また、1~50までのカードでも十分楽しめる。
一人一台のタブレットを使って実施することもできるので、詳しく知りたい方は下のページを参照してください。
学級レクで楽しむザ・マインドを詳しく知りたい方はこちらから!
大炎笑
「大炎笑」は世にも恐ろしい「炎上」を楽しく遊びながら疑似体験できるゲームです。自分の発言が次第に炎上していく怖さと、炎上させる自分の心の怖さを体験できます。ゲームが終わるころには不思議とみんなが仲良くなれる、道徳でも使えるカードゲームです。
ルールが少し複雑なので、ルール説明には動画を使うと良いです。また、カードゲームがないと遊ぶことはできないので、そこが難点。ちなみに学校でやるなら、短時間でもできる「第2版」がおすすめです。
紙コプター
「紙コプター」は紙とハサミだけで作れる、タケコプターような、回転しながらクルクル回る紙のヘリコプターです。作り方はとても簡単で、小学校低学年の子供でも簡単に作ることができます。滞空時間をきそう、的に当てる、箱に入れる、滞空時間の長いカミコプターを作るなどの目的を与えることで、子供は工夫して作ろうとします。
発達段階に応じて遊び方を変えましょう。作って落とすだけでも子供は盛り上がるので、「作る」「飛ばす」「遊ぶ」という3つの段階に分けて1時間を設定するのがおすすめです。
不確定ジャンケン
「不確定ジャンケン」は、お互いに見えない状態でジャンケンを出し合い、セットと言うまで、出している手は何度も変えることができる遊びで、お互いに会話をしながら心理戦を行い、セット後にお互いの手を見て勝敗を決めます。
子供はルールはすぐに分かってもどのように心理戦をして良いか分からないので、動画を見せるとルールも雰囲気も分かってすぐにゲームに入れます。また、見ている側でも面白いので、2人組ではなく、4、5人のグループで行うのがおすすめです。
シンクロゲーム
「シンクロゲーム」は、お題に対してみんなが答えるであろう回答を考え、できるだけ回答が揃うようにシンクロさせるゲームです。
4人~6人のチームとなり、「秋の味覚といえば?」や「球技のスポーツといえば?」など、誰もが何かしらの答えが出せるお題を用意し、2人がシンクロしたら10点、3人がシンクロしたら20点など点数を決め、最後に一番点数の高いチームの勝ちとなるチーム対抗戦です。
お題は先生が用意しても良いし、班で一人、お題を出す人を決めて、子供たちだけでやらせてもおもしろい。
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シュラーフミッツ
「シュラ―フミッツ」は人数分のトランプ×4枚用意し、よくきってプレイやーに配ります。カードを1枚選んで、順番に隣の人に渡していきます。手札に同じ数字のカードが4枚揃ったら、周りの人にバレないように静かに手札を伏せます。
誰かがカードを伏せたことに気付いたら、その人もカードを伏せます。1番気付くのが遅く、カードを伏せられなかった人の負けになるゲームです。
こちらからお題を与え、会話を促しながらプレイすることで、アイスブレイクにも使うことができる。
即興対義語ゲーム
即興対義語ゲームは、お題に対して即興で対義語を考えるゲームです。
グループでお題を即興で出し合い、笑ってはダメというルールでやっても良いし、先生が出すお題に対して全員で考え、1番良いものを選ぶやり方でも良いし、こちらから対義語を提示して、それに対して答えを環g苗るやり方でもできる。
難易度はかなり高いので、中学生以上が対象。まずは動画を見せて雰囲気を伝えると良い。
ケードロ(ウサギと猟犬)
「ケードロ」は「うさぎと猟犬」という名前で知られるボードゲームを、警察と泥棒で表現したもので、警察は泥棒を追い詰めて動けなくさせたら勝ちになり、泥棒は警察の後ろに逃げたら勝ちになるゲームです。
画像のようなマスが描いてある紙と、2種類のコマを用意すれば簡単にプレイすることができます。
柿のたね争奪戦
「柿のたね争奪戦」はガーナの人々の間で流行っていた種を使った遊びを、日本のお菓子、柿のたねに変えたゲームです。
自陣の柿のたねを半時計回りに落としていき、最後に落とした柿のたねが、ちょうど2つになったらその柿のたねを獲得し、より多くの柿のたねを獲得したプレイヤーの勝ちになるゲームです。
ルールが少し複雑なので、デモンストレーションで実際にやっているところを見せながら説明する必要があるでしょう。
キッチンの戦い
「キッチンの戦い」はケニアの子供たちの間で流行っていた遊びを、キッチンを舞台にした戦いにアレンジしたものです。八角形の中を自分のコマを1マスずつ動かして、3つのコマを先に一直線に並べたプレイヤーの勝ちになるゲームです。
子供たちは、最初は真ん中を取れば勝ちだと思ってしまいますが、相手に真ん中を取らせることも重要な戦術であることに気付いていきます。
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投稿者プロフィール
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現役で数学を教えている中学校の先生です。中学の数学のプリントやICT関連の情報、ブログでは道徳や学級レクのネタも発信しています。
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