新学期の始まりや、授業のスキマ時間、学級活動の時間ってけっこう持て余したりしませんか?
今回の記事は、15年教員をやっている現役教師の僕が実践した、学級の時間でおこなったレクを紹介します!Instagramでも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!
私が実践した、盛り上がるものを厳選しました!
目次
漢字一文字連想ゲーム
子供から代表者を3に選び、先生がその3人にお題を伝える。3人はお題から連想される漢字を一文字ずつ書いていく。
例えば「徳川家康」がお題ならば「江」「幕」「将」など。(徳川家康の漢字を使ってはいけない)代表者は3人でも二人でもOK。
・人数
クラス全員
・時間
30~40分
・ルール
お題に使われている漢字を使うのはNG。ポイント制にして、最後にポイントの高いチームが勝ち。
・必要なもの
お題
かぶっちゃやーよ!
クラスを6班~9半くらいに分け、ホワイトボードを配る。お題を用意して、そのお題に対しての回答を班ごとに書く。「せーの」で回答を出して、どの班ともかぶらなければ10点、かぶったら0点とする。(1かぶりで10点、0かぶりで20点などでもよい。)最後に1番点数の高かった班の勝利となる。
・人数
クラス全員(班対抗)
・時間
30~40分
・ルール
考える時間を設定し、回答は話し合いで決める。他の班の回答を見てはいけない。お題に合わない解答は0点。
・必要なもの
班の数のホワイトボード、得点を記録する物(黒板に書いてもOK)
あたまおしりゲーム
バナナサンドというテレビ番組で話題になったゲームです。「あたまおしりゲーム」はランダムに決まった「あたまの文字」と「おしりの文字」を聞いて、リズムに乗りながら10秒以内にそれに当てはまる言葉を答えるゲームです。できるだけ長い言葉を答えると高得点になります。
YouTubeの音源を使い、班ごとに一斉に行うのがやりやすい。全員参加型にして、1つのお題に対して全員が答え、ICTを使って教員が生徒の答えを把握し、1番長い言葉を書いた人の勝ちと言うやり方もある。
・人数
3~6人
・時間
25~30分
・ルール
できた言葉×1ポイントを解く転移して、最後に1番得点が高かった人が勝ち
・必要なもの
文字をランダムに決めるもの。
プリンを奪え
「プリンを奪え」は2人組で行うゲームです。2人の机の間に消しゴムを1つ書き、先生が「プリン」と言ったら、相手より先に消しゴムを獲ります。「おにぎり」「焼きそば」「カレー」などのフェイントがあり、「おにぎり」と言ったら、子どもは右手を挙げて「おー!」と言い、「焼きそば」と言ったら、子どもは左手を挙げ「やー!」と言う。「カレー」と言ったら、子どもは両手を挙げて「かー!」と言います。
・人数
2人
・時間
5~10分
・ルール
先生がプリンと言ったら消し合を取るだけ。「おにぎり」と言ったら「おー!」と言うなどの決めごとを決めておく。
・必要なもの
消しゴム1個
NGワードゲーム
テレビなどでもよく見るお馴染みのゲーム。本人だけ知らないNGワードを決めて、そのワードをうまく言わせるように、うまく会話をしていくゲームです。各プレイヤーに秘密の「NGワード」が割り当てられます。プレイヤーは普通に会話を始め、自分のNGワードを言わないようにしつつ、相手にNGワードを言わせるように会話をします。見ているだけでも楽しいパーティゲームです。
・人数
4~8人
・時間
40~50分
・ルール
自分には見えないようにNGワードをおでこの前で構える。「質問に答えない」など、黙るのは禁止。
・必要なもの
NGワードの紙
口に二画足すゲーム
「口に二画足すゲーム」は、そんなの通り、「口」という漢字に二画足して出来るだけ多くの漢字を作るゲームです。
頭の体操にもなるゲームなので、班対抗でやっても良いし、個人でやってもおもしろいです。また、制限時間をつけないでじっくりと考えさせても楽しい。
「口」の大きさや形は問わないので、「旧」や「占」などもOK。ただし、「口」が2つになる「呪」などはNG。
・人数
クラス全員
・時間
15~20分
・ルール
「口」の大きさは問わない。とにかくたくさん書けた人の勝ち。
・必要なもの
紙と鉛筆
落としちゃダメよ
クラス全員を起立させ、教科書やノートを頭の上の乗せる。頭の上に乗せたものを最後まで落とさなかった人が勝ち。先生は、その場で両手を上げさせたり、一回転させたりと、命令をしていきます。
・人数
クラス全員(個人)
・時間
5~10分
・ルール
頭の上に乗せたものを触ったら失格。命令をしっかりと遂行する。最後の1人になるまで行う。
・必要なもの
教科書かノート
先生3択クイズ
新年度のクラス開きのとき、先生の自己紹介に使えるレクリエーションです。先生の好きな食べ物やスポーツなどを3択問題にして出題します。普通の自己紹介よりも時間を使えて、先生をより身近に感じることができます。
・人数
クラス全員
・時間
10~20分
・ルール
先生についての3択問題に答えていくだけ。回答方法は挙手でも、紙に書かせてもOK。
・必要なもの
回答を書くもの(紙でもタブレットでもOK)
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オリジナル造語ゲーム
「オリジナル造語ゲーム」は、実際の書き方とは異なるが、漢字一つひとつの意味を考えて、何を表しているかを当てるゲームです。
例えば、「首長黄」と書いて「キリン」と読ませたり、「海星」と書いて「ヒトデ」と読ませたりします。これを出題者と回答者に分かれてクイズ形式で行います。
発達段階に応じて、難易度を下げる必要があるので、先生がお題を決めてあげるなどの工夫をすると良い。先生が問題を用意して、クラス全員で回答するという方法もおもしろい。
・人数
4~6人
・時間
30~40分
・ルール
順番に出題者をやっていき、答えられたらポイントを獲得する。同じ回数出題者をやったら終わり。
・必要なもの
紙と鉛筆
写真拡大クイズ
タブレットに保存した画像を最大まで拡大した画像をモニターに映し、何の画像かを当てるクイズゲームです。1つの画像につき、3つくらいの拡大画像を順番に見せていく。子どもは最初の画像で分かったら30ポイント、2つ目なら20ポイント、3つ目で10ポイントとして、班対抗で競う。
・人数
クラス全員
・時間
20~30分
・ルール
回答は他の班に見られないようにする。班に1台タブレットを使い、それに回答を書いて、先生のタブレットで回答を見れるようにする。
・必要なもの
タブレット、問題の画像
積み上げ4目並べ
ペアで行う〇目並べのゲームを、積み上げるという制限をつけることによって、戦略性や面白味が増した対戦型のアクティビティです。1段目は好きなところ選ぶことができますが、2段目以降は下の段が埋まっていないと選べません。
・人数
2人
・時間
10~20分
・ルール
交互に1マスずつ選んでいき、たて、よこ、ななめのいずれか4マスを先に揃えたら勝ち。2段目以降は下の段が埋まっていないと選択できない。
・必要なもの
包含用紙(横7×縦6)と鉛筆
ピッタンコはんはん
このゲームは、参加者が出題者と回答者に分かれ、特定のテーマに基づいて質問と回答を行います。出題者は全員の答えが「YES」と「NO」でちょうど半分になるような質問を考えます。ちょうど半分の回答になった場合、出題者はポイントを獲得し、最後に1番ポイントの高かった人の勝利になります。
・人数
クラス全員
・時間
30~40分
・ルール
グループにしてお題を考える時間をつくる。順番に出題していき、はんはんになったらポイントを獲得する。
・必要なもの
タブレット
ペンキャッチ
ペアで1本ペンなどを用意し、構えた手の平の少し上から、もう1人がペンを落としてキャッチするというシンプルな遊びです。慣れてきたら少しずつペンを落とす位置を下げていきます。ほんの数分で楽しくできるので、5~10分程度のスキマ時間に最適です。
・人数
2人
・時間
5~10分
・ルール
ペンを1本用意し、隣同士で行う。距離を決めて、キャッチ役と落とす役を交互に行う。
・必要なもの
ペン
ヒット&ブロウ
お互いが考えた3ケタの数字を、交互に予想し合って、どちらが先に当てるか競う対戦型のゲームです。3ケタの数字を言って、数字と場所が当たっている数を「ヒット」。数字は当たっているが場所が当たっていない数を「ブロウ」で答え、ヒットとブロウを手がかりにして、3ヒットを目指します。
・人数
2人
・時間
30~40分
・ルール
0~9の数字を使って3ケタの数を作る。お互いに数字を予想しあって、数字があっていれば「ブロウ」、数字も場所もあっていれば「ヒット」と表現する。
・必要なもの
紙と鉛筆
即興クイズゲーム
隣の席の人とペアを組み、教科書や資料集、ドリルなどから即興でクイズを作り、問題を出し合います。中学で行うなら、テスト前の学級の時間などにやるのも効果的。答えが分からない場合は、教科書などを見ても良い。
・人数
2人
・時間
10~15分
・ルール
「問題数で交代」や「時間で交代」など、ゴールを明確にする。分からないときはカンニングOK。
・必要なもの
教科書、資料集、ドリル
ドット&ボックス
ドット&ボックスは2人で行う対決型のゲームです。先攻後攻を決め、9個の点(ドット)に、順番に1本線をひいていきます。四角形を完成させる線をひいた人は、そこを自分の陣地として、もう1本連続で線をひくことができます。(四角形を完成されば何度でも線をひける)最終的に自分の陣地が多い方が勝ちです。
・人数
2人
・時間
10~20分
・ルール
ジャンケンで先攻後攻を決める。四角形を完成させたらもう1度線をひける。完成させた四角形を自分の陣地にして、最後に陣地の多かった人の勝ち。
・必要なもの
紙と鉛筆
うろおぼ絵ゲーム
「うろおぼ絵ゲーム」は、人数分の紙と鉛筆を用意し、お題を出します。誰もが知っているけど、絵で描こうとすると「ここどうなってたっけ?」と、うろ覚えで絵を描いていくゲームです。誰もが知っているキャラクターや動物などを、見本を見ないで描き、みんなで見せあいながら盛り上がれるゲームです。
・人数
4~6人
・時間
20~30分
・ルール
見本を見るのは禁止で、勝敗を決める場合は、投票で決めると良い。
・必要なもの
紙と鉛筆
指示に従え!お絵描きゲーム
「指示に従え!お絵描きゲーム」は、グループで1人が出題者、それ以外の人が指示に従って絵を描いていきます。出題者はタブレットを使い、動物などのイラスト(画像)を1つ決めます。そのイラストの特徴を言葉だけで説明していき、見本のイラストに1番近い絵を描いた人の勝ちというゲームです。
・人数
4~6人
・時間
20~30分
・ルール
絵を描く人はイラストは見てはいけない。主題者は言葉だけでイラストを説明する。質問するのはOK。勝ち負けを決める場合は、絵のうまさではなく、特徴を捉えているかどうかで決める。
・必要なもの
紙、鉛筆、タブレット
私は誰でしょうゲーム
「私は誰でしょうゲーム」は、グループで解答者を1人決め、それ以外の人がお題を決めます。解答者はイエス、ノーで答えられる質問をしていき、そのヒントから自分に与えられたお題が何かを当てるゲームです。
・人数
3~4人
・時間
20~30分
・ルール
お題は見てはいけない。誰もが知っているお題を選ぶ。イエス・ノーで答えられる質問をする。
・必要なもの
おでこに貼る付箋、鉛筆
うすのろゲーム
「うすのろゲーム」はトランプを使ったゲームで、人数が6人のときはA(エース)~6のカードを4枚ずつと、5枚(参加者-1枚)のコインを使います。トランプをよくきってから配ったら、1枚ずつ「せーの」で隣の人にカードを裏側にして渡します。4枚の手札が全て同じ数のカードになったら真ん中のコインを取ります。誰かがコインを取ったら、他の人も急いでコインを取り、コインを取れなかった1人が負けになるゲームです。
・人数
4~6人
・時間
20~30分
・ルール
トランプは「せーの」で同時に隣の人に渡す。コインは真ん中に置き、手札が全て同じ数になったらコインを取る。
・必要なもの
トランプ、コイン(無ければ消しゴムなど)
ノーカタカナゲーム
「ノーカタカナゲーム」が、会話のお題を与えて、グループで会話をします。その時、英語や外国語、和製英語などのカタカナを使ったらライフポイントが減り、最初に3回カタカナを言ってしまった人の負けになるゲームです。
日本語のみで会話をすることの難しさや、普段からたくさんのカタカナを離していることに気付き、日本語の語彙力を高めるとともに、友達との仲を深めることができます。
・人数
3~6人
・時間
10~15分
・ルール
お題に対して1人ずつ順に話す。質問したりして、カタカナを言わせるように会話を広げる。3回言った人の負け。
・必要なもの
お題を提示するもの
お題ビンゴ
「お題ビンゴ」は、数字で行う普通のビンゴとは違い、先生が25個以上ある(9個でも良い)お題を与えます。例えばお題が「都道府県」であれば、子供達は5×5のマスの中に25個都道府県を書きます。先生が1個ずつ都道府県を言っていき、ビンゴになった人が勝ちになります。
・人数
クラス全員
・時間
20~30分
・ルール
お題を書くときは、周りの人と相談OK。25個埋まるように協力し合う。先生が1つずつ黒板に書いていく。
・必要なもの
お題を書く紙、鉛筆
シンクロゲーム
「シンクロゲーム」は、お題に対してみんなが答えるであろう回答を考え、できるだけ回答が揃うようにシンクロさせるゲームです。4~6人のチームとなり、「秋の味覚といえば?」や「球技のスポーツといえば?」など、誰もが何かしらの答えが出せるお題を用意し、2人がシンクロしたら10点、3人がシンクロしたら20点など点数を決め、最後に1番点数の高いチームの勝ちとなるチーム対抗戦です。
・人数
4~6人orクラス全員
・時間
20~30分
・ルール
お題を与え、それに対して誰にも見られないように解答を書く。2人がシンクロしたら10点(ペアが二組できても10点)3人がシンクロしたら20点、全員がシンクロしたらボーナスで+10点など。
・必要なもの
紙と鉛筆
シュラーフミッツ
「シュラーフミッツ」は、人数分のトランプ×4枚用意し、よくきってプレイヤーに配ります。カードを1枚選んで、順番に隣の人に渡していきます。手札に同じ数字のカードが4枚揃ったら、周りの人にバレないように静かに手札を伏せます。
誰かがカードを伏せたことに気付いたら、その人もカードを伏せます。1番気付くのが遅く、カードを伏せられなかった人の負けです。
・人数
3~7人
・時間
30~40分
・ルール
会話をしながらゲームを進行する。カードは渡す人が選んで隣の人に渡す。1番伏せるのが遅れた人が負け。
・必要なもの
トランプ
ホットポテトゲーム
「ホットポテトゲーム」は、参加する人は輪になって座り、音楽が流れている間は右側にボールをパスし続けていきます。音楽が止まった時に、ボールを持っていた人の負けという、ボールを熱いポテトに見立てたシンプルなゲームです。
・人数
4~10人
・時間
20~30分
・ルール
すぐにパスしなくてもOK。負けた人から抜けていくというルールでもOK。ボールは勢いよく投げない。
・必要なもの
ボール、音楽を流すもの
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投稿者プロフィール
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