「伝言ゲーム」は、多くの人が一度は遊んだことがある定番のレクではないでしょうか。

しかし、ただ言葉を伝えるだけではなく、「お絵かき」を組み合わせたらどうなると思いますか?

今回ご紹介する「テレストレーション」は、絵を描く人と、その絵を見て言葉を考える人が交互に繰り返していくゲームです。

最初のお題が、途中で少しずつ変化していき、最後にはまったく違うものになっていることもあります。その予想外の展開に、子どもたちは大盛り上がりです。

ルールはとても簡単で、絵が得意でなくても楽しめるため、小学生から大人まで幅広く遊ぶことができます。

学級活動やすきま時間のレク、雨の日の教室遊びにもおすすめです。

本記事では、テレストレーションのルールや遊び方、学校で活用するメリットについて紹介します。

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テレストレーションのルール

テレストレーションは、「伝言ゲーム」と「お絵かき」を組み合わせたゲームです。

最初の人がお題を絵で表現し、次の人はその絵を見て何を描いたのかを言葉で予想します。さらに次の人は、その言葉をもとに絵を描きます。

このように、『絵 → 言葉 → 絵 → 言葉』

を繰り返していき、最後に最初のお題とどれだけ変わってしまったのかを楽しむゲームです。

遊び方

  1. 最初の人がお題を決める
    お題カードを引く、または先生がお題を出します。
  2. お題を見て絵を描く
    最初の人は、お題を言葉で説明せず、絵だけで表現します。
  3. 絵を見て言葉を考える
    次の人は、その絵が何を表しているのかを予想して言葉で書きます。
  4. 言葉を見て絵を描く
    さらに次の人は、その言葉を見て新しい絵を描きます。
  5. 全員で繰り返す
    「絵→言葉→絵→言葉」を順番に繰り返していきます。
  6. 最後に答え合わせをする
    全員が終わったら、最初のお題から順番に見ていきます。

途中でどのように変化したのかを確認すると、思わぬ勘違いや面白い解釈が見つかり、大いに盛り上がります。

学校での活用するときの注意点

テレストレーションは簡単なルールで盛り上がるレクですが、より楽しく活動するためにはいくつかのポイントがあります。

お題は子どもが知っているものを選ぶ

難しい言葉や専門的な内容だと、最初の絵を描く段階で困ってしまう子がいます。

動物、食べ物、学校生活、スポーツなど、子どもたちにとって身近なお題を選ぶとスムーズに進みます。

絵の上手さを競わない

テレストレーションの目的は、上手な絵を描くことではありません。

絵が苦手な子でも安心して参加できるように、「伝わればOK」「下手でも大丈夫」という雰囲気を作ることが大切です。

制限時間を決める

時間を決めずに行うと、一部の子が細かく描き込みすぎてしまうことがあります。

30秒~1分程度の制限時間を設けると、テンポよく進み、より盛り上がります。

4〜6人程度のグループがおすすめ

人数が多すぎると1回のゲームに時間がかかってしまいます。

学級で行う場合は、4〜6人程度のグループに分けると全員が参加しやすく、待ち時間も少なくなります。

最後の答え合わせを大切にする

テレストレーションで最も盛り上がるのは答え合わせの時間です。

「どこで変わったのかな?」
「この絵からその答えになったの?」

など、みんなで見比べながら振り返ることで、教室に笑顔が生まれます。

ゲームそのものだけでなく、最後の答え合わせまで含めて楽しむことが成功のポイントです。

おすすめのポイント

「テレストレーション」には1600問ものお題が用意されているため、飽きることなく何度も楽しむことができます。

また、日本語版では日常的に使われる言葉に置き換えられているので、安心して遊ぶことができます。さらに、慣れてきたら特定のテーマに沿ったお題を作成するなど、バリエーションは無限大です。

テレストレーションで育つ力

テレストレーションは、ただ盛り上がるだけのゲームではありません。遊びながら、子どもたちのさまざまな力を育てることができます。

○表現力

お題を言葉で説明することはできないため、絵だけで相手に伝える必要があります。

「どう描けば伝わるかな?」と考えながら絵を描くことで、自分の考えを表現する力が育ちます。

○想像力

絵を見て何を表しているのかを考える場面では、相手の意図を想像する必要があります。

一枚の絵からさまざまな可能性を考えることで、想像力を働かせるよい機会になります。

○コミュニケーション力

答え合わせの時間には、

「私はこういうつもりで描いたよ」
「なるほど、だからそう見えたんだね」

といった会話が自然に生まれます。

ゲームを通して友達とのコミュニケーションを深めることができます。

○相手の考えを理解する力

同じお題でも、人によって描き方は大きく異なります。

テレストレーションでは、「相手は何を伝えたかったのだろう」と考える場面が多くあります。

自分とは違う考え方や表現の仕方に触れることで、相手を理解しようとする力を育てることができます。

テレストレーションが学級レクにおすすめな理由

数ある学級レクの中でも、テレストレーションは特に教室で実施しやすい活動です。

勝ち負けがない

テレストレーションの目的は、最初のお題がどのように変化していくのかを楽しむことです。

勝敗がないため、競争が苦手な子でも安心して参加できます。

絵が苦手でも参加できる

このゲームは絵の上手さを競うものではありません。

むしろ、少し不思議な絵や個性的な絵の方が盛り上がることもあります。

絵を描くことが苦手な子でも気軽に参加できるのが魅力です。

みんなが笑顔になれる

答え合わせの時間になると、

「なんでこうなったの?」「途中で全然違うものになってる!」

と、教室中に笑いが広がります。

自然と会話が生まれるため、学級の雰囲気づくりにも役立ちます。

準備がほとんどいらない

紙と鉛筆があればすぐに始められるため、特別な道具は必要ありません。

雨の日のレクや学期末のお楽しみ会、ちょっとしたすきま時間など、さまざまな場面で活用しやすいゲームです。

まとめ

テレストレーションは、伝言ゲームとお絵かきを組み合わせた、子どもたちが大盛り上がりするレクです。

ルールが簡単で、紙と鉛筆があればすぐに始められるため、学級活動やすきま時間、お楽しみ会などさまざまな場面で活用できます。

また、遊びながら表現力や想像力、コミュニケーション力を育てることができるのも魅力です。

最初のお題が思いもよらない形に変化していく様子は、見ているだけでも大笑いできるはずです。

ぜひクラスのみんなで挑戦して、テレストレーションならではの面白さを体験してみてください。

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投稿者プロフィール

hiro先生
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教育×ICTクリエイター|教育メディア運営
教員15年→2026/3退職 中学数学13年+小6算数専科2年
Apple Teacher・Kahoot!認定クリエイター
書籍「算数から数学への壁」(エール出版社)
授業で使える算数・数学問題、思考力を育てるクイズ、ICT活用法を発信。
これまでに5種類の兼業を経験し、ストック型副業で月10万円の収益を構築。
電子書籍「論理的思考問題50」はAmazonベストセラー第7位を獲得。
現在は教育コンテンツ制作、デジタル教材開発、教員の働き方や副業について発信中。
SNS総フォロワー数は約3万人。