教育現場での新しい取り組みとして、GWT(グループワークトレーニング)が注目されています。今回は「先生ばかりが住んでいるマンション」は学校で行うと、必ず盛り上がり、子ども達の考える力や人間関係のスキルを磨くことができるGWTを紹介したいと思います!

 最後に、すぐに使える12人バージョン32人のロングバージョンの「先生ばかりが住んでいるマンション」のワークシートを無料で配布しています!

数学の先生

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 GWT(学校グループワークトレーニング)とは?

 学校グループワークトレーニングは近年の教育現場で注目されている活動の一つです。この活動は、「仲良くする」ことや「協力する」ことなどの人間関係を体験しながら学ぶことができるものです。

 実際の体験を通して、子どもたちは人間関係のスキルを学ぶことができます。

 学校でのGWTの重要性

 学校でのGWTの主な目的は、子ども達が人間関係を構築するためのスキルを楽しみながら学ぶことです。現代社会では、コミュニケーション能力や、協力の精神は非常に重要とされており、これらのスキルを早い段階から養うことは、子どもたちの将来にとっても有益です。

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 先生ばかりが住んでいるマンション

 GWTの中でも特に子どもに評判の良い活動が、「先生ばかりが住んでいるマンション」です。このゲームは、マンションに住む先生たちの部屋の配置を、与えられたヒントをもとに推理するものです。

 子どもたちはグループに分かれ、情報カードをもとに話し合いながら答えを導き出します。実在する先生の名前を使うことで、子どもたちの興味を引きつけることができます。

 今回は6人くらいのグループでできる「12人バージョン」と、クラス全員で協力してできる「32人バージョン」をダウンロードしていただけます。

32人バージョンの解答用紙
32人バージョンのヒントカード

 ゲームの進行方法

 このゲームの進行方法について説明していきます。

1.子どもにヒントのカードを配る

 ヒントのカードは14枚1セット(32人バージョンは40枚1セット)を、封筒に入れて各班のリーダーに渡します。リーダーは封筒の中のカードを見えないように配ります。

2.言葉でコミュニケーションを取りながら推理する

 それぞれに配られたヒントのカードは、他の人に見せてはいけません。人に見せないように言葉で話しながらみんなで協力して推理していきます。(他のグループの人とは相談禁止)

3.解答用紙に先生の名前を記入

 司会者や記入者を決めるのも良いと思います。制限時間は12人バージョンで約15分、32人バージョンだと50分で終わるのは難しいくらいです。

4.答え合わせと振り返り

 全体で答え合わせをしたら、振り替えを行います。誰がどんな役割をしていたか、班員の良かったところなどを書くと良いでしょう。また、MVPなど、一番グループのために頑張った人などを書くようにすると、書かれた子どもは喜びます。

 GWTの効果と反響

 このGWTの活動は、子どもたちの論理的思考やコミュニケーション能力を養うだけでなく、クラスの絆を深める効果も期待できます。実際に多くの先生たちが取り入れており、子ども達から大きな反響があるとのこと。

 教育者のみなさん、ぜひ一度この活動を取り入れて、子どもたちの輝く笑顔と学びの成果を体験してみてください。

 ワークシートの無料DL

 Excelファイルで、12人バージョン、32人バージョンのヒントと解答、模範解答がそれぞれ入っています。そのままでも使えますし、務めている学校の先生の名前に変えて使うこともできます。

ワークシート無料ダウンロードはこちらから

投稿者プロフィール

管理者
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現役で数学を教えている中学校の先生です。中学の数学のプリントやICT関連の情報、ブログでは道徳や学級レクのネタも発信しています。
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