先生ばかりが住むマンションの画像

「校長先生はどこの部屋に住んでいるんだろう?」「○○先生は△△先生の隣らしいよ!」

そんな会話をしながら、子どもたちが夢中になって推理を進める活動があります。

今回紹介するのは、私が実際に学級で行って大盛り上がりしたグループワークトレーニング(GWT)、「先生ばかりが住んでいるマンション」です。

この活動では、子どもたちはヒントカードをもとに話し合いながら、マンションに住む先生たちの部屋の配置を推理していきます。

ただ答えを考えるだけではなく、友達と情報を共有したり、相手の話を聞いたりしながら協力して問題を解決していくことが特徴です。

楽しみながら論理的思考力や協力する力を育てることができるため、学級開きや学期末のレク、学級活動にもおすすめです。

この記事では、「先生ばかりが住んでいるマンション」のルールや進め方、活動のねらいについて詳しく紹介します。

記事の最後には、すぐに使える12人バージョンと32人バージョンのワークシートも無料でダウンロードできますので、ぜひ活用してみてください。

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GWT(学校グループワークトレーニング)とは?

GWT(グループワークトレーニング)とは、話し合いを通して、コミュニケーション能力や協調性、問題解決能力などを育てることを目的とした、子どもたちがグループで協力しながら課題に取り組む活動のことです。

学校では学級活動や総合的な学習の時間、学級開きなどで活用されることが多く、「楽しみながら人間関係を学ぶ活動」として注目されています。

例えば、

  • 仲間と協力して課題を解決する
  • 相手の話を最後まで聞く
  • 自分の考えを分かりやすく伝える
  • 役割分担をしながら活動する

といった経験を積むことができます。

子どもたちは普段の授業でも友達と関わっていますが、授業では正解を求める場面が多く、全員が十分にコミュニケーションを取ることは難しいです。

一方でGWTは、「みんなで協力して成功すること」が目的なので、自然と会話が増え、お互いの考えを聞いたり、自分の意見を伝えたりする機会が生まれます。

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学校でのGWTの重要性

近年、学校教育では「知識を覚えること」だけでなく、「人と協力して課題を解決する力」を育てることが重視されています。

社会に出ると、一人で全ての問題を解決する場面は多くありません。友達や同僚と協力しながら考えたり、自分の意見を伝えたりする力が求められます。

そのため、子どものうちからコミュニケーション能力や協調性を身につけることはとても大切です。

例えば、今回紹介する「先生ばかりが住んでいるマンション」では、一人だけが情報を持っていても正解にたどり着くことはできません。

それぞれが持っている情報を伝え合い、

  • 相手の話を聞く
  • 必要な情報を整理する
  • 自分の考えを伝える
  • 仲間と協力して答えを導く

という経験を繰り返すことができ、普段あまり話さない友達と関わるきっかけになることもあります。

楽しみながら人間関係づくりやコミュニケーション能力を育てられることが、GWTが教育現場で注目されている大きな理由の一つです。

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先生ばかりが住んでいるマンション

GWTの中でも特に子どもに評判の良い活動が、「先生ばかりが住んでいるマンション」です。このゲームは、マンションに住む先生たちの部屋の配置を、与えられたヒントをもとに推理するものです。

子どもたちはグループに分かれ、情報カードをもとに話し合いながら答えを導き出します。実在する先生の名前を使うことで、子どもたちの興味を引きつけることができます。

今回は6人くらいのグループでできる「12人バージョン」と、クラス全員で協力してできる「32人バージョン」をダウンロードしていただけます。

先生ばかりが住むマンション
32人バージョンの解答用紙
先生ばかりが住むマンション
32人バージョンのヒントカード

ゲームの進行方法

このゲームの進行方法について説明していきます。

1.子どもにヒントのカードを配る

ヒントのカードは14枚1セット(32人バージョンは40枚1セット)を、封筒に入れて各班のリーダーに渡します。リーダーは封筒の中のカードを見えないように配ります。

2.言葉でコミュニケーションを取りながら推理する

それぞれに配られたヒントのカードは、他の人に見せてはいけません。人に見せないように言葉で話しながらみんなで協力して推理していきます。(他のグループの人とは相談禁止)

3.解答用紙に先生の名前を記入

司会者や記入者を決めるのも良いと思います。制限時間は12人バージョンで約15分、32人バージョンだと50分で終わるのは難しいくらいです。

4.答え合わせと振り返り

全体で答え合わせをしたら、振り替えを行います。誰がどんな役割をしていたか、班員の良かったところなどを書くと良いでしょう。また、MVPなど、一番グループのために頑張った人などを書くようにすると、書かれた子どもは喜びます。

学級開きにおすすめな理由

新しいクラスになったばかりの時期は、まだ友達同士の関係が十分にできていないことも多く、話し合い活動がなかなか進まないことがあります。

しかし、この活動は「答えを見つける」という共通の目標があるため、自然と会話が生まれます。

「その情報、私も持ってる!」「その先生はここじゃないと思うよ」

など、子どもたちは協力しながら課題解決に取り組みます。

また、普段はあまり話さない友達ともコミュニケーションを取る機会になるため、学級づくりにも効果的です。

特に新年度は、実際にその学校に勤務している先生の名前を使うことで、より盛り上がります。

この活動を通して楽しみながら先生の名前を覚えることができるため、学校生活に早く慣れるきっかけにもなります。

学級開きのレクとしてだけでなく、学校全体への親しみを育てる活動としてもおすすめです。

ワークシートの無料DL

今回紹介した「先生ばかりが住んでいるマンション」のワークシートを無料でダウンロードできるようにしました。

Excelファイルの中には、

  • 12人バージョン
  • 32人バージョン
  • ヒントカード
  • 解答用紙
  • 模範解答

が入っています。

そのまま印刷して使うこともできますし、先生の名前を自分の学校に勤務している先生たちの名前に変更して活用することもできます。

実際の先生の名前に変更すると、子どもたちの興味が高まり、先生の名前を覚えるきっかけにもなるのでおすすめです。

ぜひワークシートをダウンロードして、子どもたちと一緒に挑戦してみてください。きっと教室中に「分かった!」「なるほど!」という声があふれるはずです。

ワークシート無料ダウンロードはこちらから

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投稿者プロフィール

hiro先生
hiro先生
教育×ICTクリエイター|教育メディア運営
教員15年→2026/3退職 中学数学13年+小6算数専科2年
Apple Teacher・Kahoot!認定クリエイター
書籍「算数から数学への壁」(エール出版社)
授業で使える算数・数学問題、思考力を育てるクイズ、ICT活用法を発信。
これまでに5種類の兼業を経験し、ストック型副業で月10万円の収益を構築。
電子書籍「論理的思考問題50」はAmazonベストセラー第7位を獲得。
現在は教育コンテンツ制作、デジタル教材開発、教員の働き方や副業について発信中。
SNS総フォロワー数は約3万人。