
タブレットは、学習を効率化するための道具として導入されました。
しかし、その可能性は授業だけにとどまりません。写真を撮る、動画を作る、クイズを解く、仲間と協力する――。
ICTレクには、子どもたちが自然と主体的に活動したくなる要素がたくさん詰まっています。
また、単なる遊びで終わらず、観察力や思考力、コミュニケーション力を育てる活動へ発展させることもできます。
ぜひ学級活動やスキマ時間、総合学習などで取り入れてみてください。
タブレットを「勉強するための端末」から、「学びを広げる道具」へ。
そんな活用が広がれば、子どもたちの学校生活はもっと楽しくなるはずです。

ぜひ1つでも取り入れてみてください!
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ICTレク紹介
ズームアップクイズ

- 先生は同じお題写真を超アップ→中アップ→全体の3枚用意
- 児童を3~4人で1班、答えは班ごとに1つ
- 1枚目を表示。分かった班はホワイトボードにお題名を書いて掲げる
- 不正解・未回答の班だけ続行。2枚目で当てれば20点最後の画像で残った班が答え、正解なら10点
- 5間程度実施し、合計点トップの班が勝利
フォト・スカベンジャーハント

- 4~5人のを作る
- 先生がお題を発表する
- どのお題を探すか相談する
- 校内を探して撮影する
- 写真を見返して整理する
- 発表・鑑賞する
お題例
| 初級 | 中級 | 上級 |
|---|---|---|
| 赤いもの | 先生がよく使うもの | 左右対称なもの |
| 青いもの | 毎日使うもの | 数学に関係するもの |
| 黄色いもの | 春らしいもの | 理科に関係するもの |
| 丸いもの | 夏らしいもの | 英語に関係するもの |
| 四角いもの | 秋らしいもの | 一番高い場所にあるもの |
| 長いもの | 冬らしいもの | 一番低い場所にあるもの |
| 大きいもの | 一番古そうなもの | 見落としやすいもの |
| 小さいもの | 一番新しそうなもの | 動きを感じるもの |
| 光るもの | 音が出るもの | 誰も気づいていないもの |
| 数字があるもの | 角が4つあるもの | 校内で一番便利そうなもの |
| 文字があるもの | 隠れているもの | 校内で一番安全そうなもの |
| 花があるもの | 誰かの役に立つもの | 「あ」が入っているもの |
| 木でできているもの | 自然のもの | 2色以上使われているもの |
| 動物の絵があるもの | 人工的なもの | 同じ形が3つ以上あるもの |
| 好きなもの | 学校の自慢になるもの | 理由を説明したくなるもの |
QRコードを探せ!

- 読み取ると、次の場所の風景や文字が基かれた画像を作る
- GoogleDriveなどに画像をアップロード
- それぞれのリンクでQRコードを作成
- ORを印刷して技内に貼付
・ルート①→②→③→④の順に並べ替え、号や色で区別して掲示
・①は目立つ掲示板、④は張など目立たない所へ - 安全ルールを共有し、スタート!
・走らない/QRを剥がさない/順番を守る等を説明して一斉スタート - ゴール到達&クイズ回
・最終 QR(理科室の机下)を読み込むとクイズ画像が表示
ルート例
| ルート | ①見つけやすい | ②やや見つけやすい | ③少し見つけにくい | ④見つけにくい | ゴール |
|---|---|---|---|---|---|
| A | 6年2組前 廊下掲示板 | 家庭ルーム 時計下 | 家庭室カウンター裏 | 音楽室前 消火栓BOX裏 | 理科室の机下 |
| B | 2階 参観かべ新聞会社 | 職員室入口 ドア横 | 家庭科室 流し台下裏 | 4年1組 下駄箱前 | 理科室の机下 |
| C | 1年1組前 廊下掲示板 | 保健室前 掲示板 | 放送室前 ドア裏 | 図書室ドア前 消火栓カバー裏 | 理科室の机下 |
| D | 3年2組前 廊下フック付近 | 北小舎 渡り廊下中央 | 5年3組 教室後ろカーテン付近 | 給食室 前実習室ガラス窓 | 理科室の机下 |
効果音クイズ

- 先生がiPadで効果音アプリを開き、効果音一覧を表示
- 先生がカテゴリから1つだけ効果音をタップし、スピーカーで再生
- 児童は静かに耳を澄ませ、何の音か考える
- 音がわかった人は手を挙げる
- 正解なら10点、不正解なら他の児童に回答権が移動
- 同じ手順を繰り返す、合計点の高い班が優勝
デジタルお絵描きリレー

- 4人は「描く人」、1人は「回答者」になります
- 回答者にはお題が見えないようにします
- 4人はタブレットでお題を確認します
- タブレットに線を1画ずつ描いていく
- 2人目、3人目、4人目も1画ずつ描き足します
- ペンが画面から離れたら次の人へ
- 完成した絵を回答者に見せます
- 回答者がお題を答えられたら成功、回答者を交代
ストップモーション

- セットを準備
・机にタブレットを固定し、床や大きな紙に撮影エリアを作る
・撮影小物(人形、ブロック、紙工作など)を用意 - 班分けと役割決め
・3〜4人で1班(カメラ/小物/タイムキーパー/ディレクター)
・1コマずつ撮影(20〜30枚) - 小物を少し動かす→写真を1枚撮る
・移動量は小指の先ほどにすると滑らかな動きになる - Keynoteに写真を挿入
・スライドに1ページに1枚ずつ取り込み、アニメーションGIFで香き出す。
ストリートビュークイズ

- 3~4人で1班、タブレット1台を記布
- 先生が首都のストリートビュー画像をスクリーンに1枚表示
- 班ごと(3~4人)にストリートビューで手掛かりを探し、国を推理
- 制限時間内に班で国名を1つ決定し、ホワイトボードに昔く
- 正解班に10点、得点表に記入し次の問題へ
- 全6問の合計点が最高の班が勝利
Goodnotesでボードゲーム

- Goodnotesにテンプレを読み込ませる
- ウサギ1匹・猟犬3匹を画像どおりのスタート位置へ
- ウサギと猟犬に分かれる
・コマを投げ縄ツールで選択→ドラッグ - 【先攻は猟犬】
・1ターンにつき1マス、後・斜め後ろへは移動禁止 - 【後攻はうさぎ】
・1ターンにつき1マス、前後左右・斜めどこでも移動可 - 勝敗条件
・ウサギ務利:猟犬列の後ろ側へ抜け出す
・猟犬勝利:ウサギの番でウサギを動けなくする
ICTレクのメリット
タブレットを使ったICTレクには、従来のレクにはない多くの魅力があります。
まず大きなメリットは、子どもたちが自然と協力しながら活動できることです。
例えば、フォト・スカベンジャーハントでは「誰が撮影するか」「どのお題を探すか」を相談しながら進める必要があります。QRコードを探せ!でも、役割分担をしたり意見を出し合ったりする場面が多く、協働的な学びにつながります。
また、写真や動画を活用できることもICTレクならではの特徴です。
撮影した写真を発表に使ったり、ストップモーション動画を作ったりと、子どもたちは表現活動を楽しみながら取り組むことができます。
さらに、ICTレクは主体的に活動しやすいという良さもあります。
先生が一方的に進めるのではなく、子どもたち自身が考え、相談し、行動する場面が多いため、自然と意欲的に参加する姿が見られます。
観察力や思考力、表現力を育てたり、総合学習や探究学習の導入として活用したりすることもできます。
「楽しい」と「学び」を両立できることこそ、ICTレクの大きな魅力と言えるでしょう。
ICTレクは総合や探究学習にも使える
ICTレクは、レクリエーションとして楽しめるだけでなく、総合的な学習の時間や探究学習との相性も抜群です。
例えば、フォト・スカベンジャーハントでは、子どもたちが自分たちで校内を調査し、テーマに沿った写真を撮影します。
これは単なる写真撮影ではなく、「何を撮るべきか」「なぜその写真を選んだのか」を考える活動でもあります。
また、撮影した写真や集めた情報を整理する過程では、情報を比較したり分類したりする力も育てることができます。
さらに、最後に発表活動を取り入れることで、自分たちの考えを相手に伝える力やプレゼンテーション能力を伸ばすことも可能です。
「調べる → まとめる → 発表する」という探究学習の基本的な流れを、楽しみながら体験できるのがICTレクの大きな魅力です。
楽しさの中に学びを取り入れられるため、総合学習や探究学習の導入としても活用しやすい活動と言えるでしょう。

まとめ
タブレットは、学習を効率化するための道具として導入されました。
しかし、その可能性は授業だけにとどまりません。写真を撮る、動画を作る、クイズを解く、仲間と協力する――。
ICTレクには、子どもたちが自然と主体的に活動したくなる要素がたくさん詰まっています。
また、単なる遊びで終わらず、観察力や思考力、コミュニケーション力を育てる活動へ発展させることもできます。
ぜひ学級活動やスキマ時間、総合学習などで取り入れてみてください。
タブレットを「勉強するための端末」から、「学びを広げる道具」へ。
そんな活用が広がれば、子どもたちの学校生活はもっと楽しくなるはずです。
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投稿者プロフィール

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教育×ICTクリエイター|教育メディア運営
教員15年→2026/3退職 中学数学13年+小6算数専科2年
Apple Teacher・Kahoot!認定クリエイター
書籍「算数から数学への壁」(エール出版社)
授業で使える算数・数学問題、思考力を育てるクイズ、ICT活用法を発信。
これまでに5種類の兼業を経験し、ストック型副業で月10万円の収益を構築。
電子書籍「論理的思考問題50」はAmazonベストセラー第7位を獲得。
現在は教育コンテンツ制作、デジタル教材開発、教員の働き方や副業について発信中。
SNS総フォロワー数は約3万人。
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