学校の先生におすすめのiPadを解説

こんにちは!私は約15年間中学校の教員として勤めている数学の先生です!

この記事を見ているということは、あなたはiPadを買おうと思っているけど、どのiPadが良いのか迷っている先生ですよね?

今回は、そんな先生たちに、結局どのiPadが「教員」という仕事に最適なのかを分かりやすく解説していきたいと思います!

なぜiPadなのか?どんな使い方があるのか?についても解説していきますので、ぜひ最後まで見て、iPad選びの参考にしてみてください!

数学の先生

iPadを仕事でもプライベートでも使い始めて15年以上になる私が解説します!

↑↑↑学校の先生におすすめ!!

先生の仕事にiPadは不可欠

学校の先生におすすめのiPadを解説

私は教員になった年に、初代iPad miniを購入したあと、世代は色々ですが、無印iPad、iPad Air、iPad Proと、すべての機種のiPadを使ってきました。

使い方は、授業、板書計画、会議資料のデータ化、卒業動画作成など様々な場面でiPadを活用してきました。出張の時などの書類はすべてデータ化し、iPadとApple Pencilだけ持っていくようにしています。

iPadの良さは、長く使っていても壊れにくいこと(最低でも5、6年使える)、取り回しが良いこと、Apple製品同士であれば、AirDropなどの機能を使ってデータの送受信が瞬時に行えること。

特に、GIGAスクール構想でiPadが導入された学校であれば、学校用のiPadとも瞬時にデータのやりとりができます。また、教員という仕事に合ったアプリをインストールすれば、本当に便利なアイテムとなります。

みなさんは、明日から職員室のパソコン無しで仕事をしろと言われたらどう思いますか?ほとんどの方は絶望するでしょう。あれもこれも、どうやって仕事すれば良いか分かりませんよね。

僕にとってiPadはそれと同じレベルで、なくてはならない相棒になっています!

数学の先生

先生のおすすめアプリについても、このページの最後で紹介しているよ!

iPadはどんな場面で使える?

学校の先生におすすめのiPadを解説

iPadは、授業中だけでなく職員室や自宅でも大活躍します。ここでは、僕が実際に使用した、学校現場のさまざまなシーンにおける活用例を紹介します。

授業での活用

授業中にiPadを使うことで、より分かりやすく、インタラクティブな授業が可能になります。

  • 教材提示:KeynoteやPowerPoint、PDFなどを使って、モニターやプロジェクターで視覚的に分かりやすい教材を作成、提示できる。
  • Apple Pencilで板書:黒板代わりにiPadを使って手書きのメモや図解をリアルタイムで共有可能。
  • クイズアプリ(Kahoot! など):クラス全体で参加できるインタラクティブなクイズで、楽しく学習効果を高められる。
  • 動画・写真提示:その場で撮った動画や写真を即座に共有することで、より実感を伴った理解を促せる。

職員室での活用

校務作業も、iPadを使えばスマートに。特に情報の「閲覧」「記録」「整理」に威力を発揮します。

  • 時間割や資料の閲覧:GoogleスプレッドシートやPDFなどをiPadでサクッと確認。
  • 会議記録やアイデアメモ:GoodNotesやNotabilityなどのノートアプリを使えば、手書きでもタイピングでもメモがスムーズに。必要な資料もその場で整理できる。
  • ペーパーレス化:授業プリント、会議の資料など全てをペーパーレス化することができる。

自宅での作業

持ち帰り仕事が避けられない先生にとって、iPadは「軽くて頼れるパートナー」です。

  • 効率的な残業作業:PDF添削、スライド作成、メール返信などを机に向かわずこなせるので、時間の有効活用に繋がる。
  • 教材作成・添削:Apple Pencilを使って、デジタル教材に直接手書きの注釈を入れることなどができる。

iPad比較表

先生にとってどのiPadが最適かを解説する前に、それぞれのiPadについて、先生の仕事をする上で必要な性能の違いを理解しましょう。

まずiPadには大きく分けて無印iPad,iPad mini, iPad Air, iPad Proの種類があり、それぞれ値段、容量、処理スピードなどが違います。下の表にそれらをまとめました。

学校の先生におすすめのiPadを解説

無印iPad 第10,11世代

無印iPadとは、iPadの基本モデルのことを指します。現在、第11世代まで登場している無印iPadはこの第10世代でホームボタンが廃止され、ディスプレーを囲む額縁が細くなりました。

無印iPadの一番の良い所は、それ以外のiPadと比べて安価であることでしょう。初めてiPadを買うという、初心者の方には一番おすすめの機種です。

特に2025年3月に発売された新型のiPad第11世代(A16)は、搭載チップの性能の向上、128GBで54,800円というコスパ最強の機種になっています。

iPad mini 第7世代

iPad miniはその名の通り、小型で非常に軽く、コンパクトで扱いやすいモデルになっています。性能は無印iPadとiPad Airの間くらいで、何よりも持ち運びやすい所がiPad miniの良い所でしょう。

確かに、持ち運びにはとても便利ですが、例えば授業中に手もとで書いたものをテレビに映したり、タブレットを二画面にして操作するには少し小さすぎて、教員には少し不向きかなと感じました。

iPad2台目の持ち運び用には最適ですが、1台で全ての業務をカバーしたい人にはあまり適した機種ではないかもしれません。

iPad Air (M3)

iPad Airは無印iPadとiPad Proの間にあたるiPadです。しかし、性能で言えば、iPad Proに近いスペックを持っていると言っていいでしょう。

M3チップが搭載されているので、高速かつ安定した動作が魅力のiPad Airは、値段が10万円程するので(ガジェットなどを買うと10万円超える)、「本気で使う先生」向けのモデルです。

ApplePencilは第二世代やProにも対応していて、より高度な操作が可能となっています。イラストや文字をよく書く場合は、この機種はおすすめです。

iPad Pro (M4)

iPadの中で最上位のモデルとなるのが、iPad Proになります。処理速度、画面のリフレッシュレート、データ容量と、すべてにおいて最上位の性能を持つこの機種は、動画編集をしたり、画像編集をしたり、イラストを描いたり、また、その膨大なデータを保存することに適しています。

性能が良いに越したことはないですが、当然値段も高くなっており、ガジェットなどを含めると、最低でも20万円近くの出費を覚悟した方が良いでしょう。教員が仕事で使うには少しオーバースペックかなと感じます。

数学の先生

Amazonなら1世代前のiPadも安く手に入るのでおすすめです!

先生におすすめの機種ランキングTOP3

学校の先生におすすめのiPadを解説

今回は私が思う、先生が仕事をする上でおすすめの機種TOP3を決めました!

容量は128GBでも普通に使う分には十分ですが、258GBあると安心です。

1位 無印iPad第11世代

学校の先生がメモを取ったり、板書計画を作ったり、会議の資料をデータ化するのであれば、無印iPadの性能があれば十分です。

128GBは54,800円という価格で手に入るため、最も安価にiPadの良さを実感できるはずです。

2位 iPad Air (M3)

M3チップの性能を10万円ほどで使えるのはとてもコストパフォーマンスに優れていると言えます。iPadでイラストを描いたり、動画の編集もするという人は、iPad Air(M3)がおすすめです。

Apple Pencilをガンガン使うという方も、iPad AirならApple Pencil Proが使えるということも大きな利点です。

3位 iPad Air (M2)

1世代前のiPad Air(M2)もコストパフォーマンスに優れた機種です。

1世代前なので、中古で安く手に入れることもできるかもしれません。

Wi-Fiモデル?Cellularモデル?

学校の先生におすすめのiPadを解説

同じ学校の先生に「Wi-FiモデルとCellularモデルは、どっちを買った方が良いですか?」と何度も聞かれたことがあります。どちらもメリットとデメリットがあるので、結論から言えば自分の使い方やライフスタイルに合わせた方を購入するのが良いと思います。ここでは簡単にその違いを解説したいと思います。

iPadには「Wi-Fiモデル」と「Cellularモデル」の2種類があります。基本スペックや本体サイズは同じですが、違うのはインターネットの接続方法と、GPS機能があるかどうかです。「Cellularモデル」は携帯電話回線を利用し、SIMカードを使うことによってインターネットに接続でき、「Wi-Fiモデル」はインターネットに接続するにはWi-Fi環境が必要で、GPS機能がありません。

当然「Cellularモデル」に方が便利なのですが、値段は「Wi-Fiモデル」より15,000~20,000円ほど高くなっています。職員室には基本的にはWi-Fi環境は無いと思いますが、必要な時だけスマホからテザリングで繋げるだけで良いなら、「Cellularモデル」は必要なかもしれません。

数学の先生

Cellularモデルは便利だけど、基本的に先生たちはWi-Fiモデルで良いよ思うよ!

買うべきガジェット(周辺機器)は?

学校の先生におすすめのiPadを解説

次におすすめのガジェット(周辺機器)を紹介します。個人的に頻繁に使うガジェットは4つあります。

Apple Pencil

ApplePencilは必ず必要になります。絶対に外せないガジェットと言って良いでしょう。会議のメモや、板書、板書案作りに必須なので、自分のiPadにあったApplePencilを購入しましょう。

第一世代のApplePencilでも十分に使えますし、出費が気になるようでしたら、今はAmazonで、ApplePencilに近い性能を持った「スタイラスペン」が2,000円くらいから多く売られていますので、そちらを検討してみてはいかがでしょうか。

安価な「スタイラスペン」の注意点は、純正のApplePencilよりも壊れやすいことです。私が約8年前に買ったApplePencil第一世代は、今でもバリバリ使えています。多少お金がかかっても、毎日使うなら純正のApplePencilをおすすめします。

ペンが収納できるiPadケース

iPadケースは必ず購入すると思いますが、iPadケース選びにも知っておかなければいけない注意点があります。これは吸着式充電のApplePencil第二世代を購入する予定の人向けです。

ApplePencil第二世代は磁石でiPadの横にくっつけて充電するのですが、磁石の力はそれほど強くないので、そのままの状態だと、少しの接触で落としてしまうということが起きます。このため、紛失も多く起こっているというのが現実です。そのため、iPadケースを購入する時には、ペンが収納できるものかどうかを必ずチェックしましょう。

ペーパーライクフィルム

iPadで一番多い故障個所は画面が破損することです。使っていればどうしても落としてしまうこともあるでしょう。そんな時に画面を護る防護フィルムが必要になるのですが、普通の防護フィルムではなく、ペーパーライクフィルムをおすすめします。

ペーパーライクフィルムは、表面が紙のような感触になり、とても書きやすくなります。普通の防護フィルムではどうしても滑ってしまって書きにくいので、ペーパーライクフィルムにしましょう。

数学の先生

購入する時はサイズに注意してね!

おすすめのアプリ

最後に先生の仕事を助けてくれる、絶対におすすめしたいアプリを紹介したいと思います。

Goodnotes6

学校の先生におすすめのアプリ、Goodnotes6

僕がダントツで使っているのがGoodnotes6というノートアプリです。授業、板書計画、会議資料のデータ化、PDF編集、画像として出力など、できないことはないと言って良いほど万能なノートアプリです。iPadとGoodnotes6というアプリはセットであると言っても良いでしょう。

Canva

学校の先生におすすめのアプリ、Canva

授業スライド、学級通信、掲示物、自己紹介カードなど、さまざまな物を作るときのデザイン作成アプリとして使えます。本来は有料のアプリですが、教員免許をアップロードすることで、先生は無料でProバージョンを使えます。

Kahoot!

学校の先生におすすめのアプリ、Kahoot!

授業やレクに使えるクイズ作成アプリです。このアプリを使ってクラスでクイズ大会をすれば、大盛り上がり間違いなしです。ウェブ版もあるので、子供が使う端末にアプリが入っていなくても参加できるところがとても良いです。

Keynote

Keynote(キーノート)はApple純正のアプリケーションで、PowerPointと同じように、プレゼンテーション資料を作成することができます。

機能はPowerPointに引けを取らないので、Apple製品を使うのであれば、Keynoteを使いこなすことができると大きな戦力となります。

また、Goodnotes6との相性も良いので、とてもおすすめです。

まとめ

いかがだったでしょうか?13年以上iPadを使っている私としては、iPad無しで仕事をするイメージが湧かないほど、iPadをヘビーユーズしています。

また、教育機関向けのAppleのサービス(Apple Teacher)や、教員なら無料になるアプリなど、教員だからこそ享受できるサービスも多いため、iPadがもたらしてくれる恩恵は本当たくさんあると思います。

決して安い買い物ではないですが、それ以上の価値があると断言できるので、ぜひ購入を検討してみてはいかがですか?

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現役で数学を教えている中学校の先生です。中学の数学のプリントやICT関連の情報、ブログでは道徳や学級レクのネタも発信しています。
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