ここ数年で、小中学生のスマホ所有率が急速に増えています。2022年11月の「親と子に関する最新調査」から「小中学生のスマホ所有率」によりますと、小学6年生で5割、中学2年生が8割の子どもがスマホを所有しているということになります。

 保護者の方も、子どもから「みんな持っている」「自分だけ持っていないと会話に参加できない」と言われて押しに負けて買ってしまうようです。子どもにスマホを持たせることは友達との付き合いでも防犯でも役に立つものだと思います。

 ここでは小中学生の子どもにスマホを持たせるときの注意事項と具体的なトラブルを紹介していきたいと思います。

 子どもがスマホを使う時のリスク

〇 スマホ依存症

 スマホの中には面白いコンテンツが盛りだくさんです。ゲームやSNS、動画アプリなど長時間利用することで、朝起きられなくなったり、勉強しなくなったりするなど、日常生活に支障が出てしまうことがあります。

〇 ゲームの課金

 スマホの中には面白いコンテンツが盛りだくさんです。ゲームやSNS、動画アプリなど長時間利用することで、朝起きられなくなったり、勉強しなくなったりするなど、日常生活に支障が出てしまうことがあります。

〇 アダルトサイトなど有害サイトへのアクセス

 アダルトサイトへのアクセスや、マッチングアプリ、SNSでできた友達と実際に親に内緒で会いに行ってしまうようなこともあります。

〇 SNSの不適切利用

 回転ずしで醤油の口をぺろぺろして炎上している学生がニュースを騒がしたことがありましたが、SNSの使い方を間違えるとネット上で炎上してしまうことがあります。

 スマホを買う時はルールが大事

 ここで結論を言うと、スマホを子どもに買い与えるのなら、家庭でしっかりとルールを設けることが大事です。携帯キャリア各社が用意している、スマホの利用時間を制限するフィルターなどをかける必要もあると思いますが、それと合わせて子どもとしっかりと考え、危険性も話し合いながらルールを決めるようにしましょう。

私が実際に保護者の方に聞いたルールとしては、

・スマホを使う時間帯を決める

・使うのは1日○時間まで

・自分の部屋には持っていかない(使う時はリビング)

・課金はしない

等があげられます。やはりしっかりとしたご家庭ほど、ちゃんとルールを決めて、トラブルなく子どもにスマホを持たせています。

中学の先生

ルールをしっかりと決めているご家庭ほどトラブルになることは少ないです!

 LINEのトラブル

 現在学校で起こっているトラブルの上位に必ず入るのがLINEトラブルです。スマホを持っている子どもたちでクラスのLINEグループを作り、そこでいろいろなやりとりをしています。学校でクラスのLINEグループを作ることを禁止にしている学校もあるようですが、学校が取り締まるのも限界がありますし、学校が首を突っ込む範疇でもないと思っています。

 LINEグループを適切に使うことができる子ども達であれば、明日の持ち物の確認などに使っていますが、LINEグループから友達をはずしたり、そもそもグループに招待しないで仲間外れにしたりします。クラスのグループLINEだけではなく、数人のグループをたくさん作り、そのグループに入っていない子の悪口を誰かが言い、それを学校で「あの子がLINEで悪口言ってたよ」と本人伝えてトラブルが大きく発展していくことが多いです。

 インスタグラムのトラブル

 Instagramだけではありませんが、SNSで誰かの悪口や人が嫌がるような動画をあげてトラブルになることが多いです。特にInstagramのストーリーズで人の悪口を投稿し、それが24時間で消えてしまう機能があるので、余計にややこしくなります。

 学校の授業などを生配信する、別の子どもの名前を使ってイタズラをする「なりすまし」なども、かなり横行しているのが現状です。

中学の先生

本当にいけないことだと分からずにやってしまっているケースが多いです

 小中学生のスマホの使い方の実態

 例えば、北海道の旭川いじめ自殺事件の中で、自慰行為を送らせて拡散されるということがありましたが、似たようなことは明るみになっていないだけで実際に起こっています。

 私の身の回りで起きたことで言えば、男子が自分の下半身の露出動画を自分で撮影し、それが拡散してしまった。男子生徒が自分の彼女との性行為の動画を撮影し、それが保護者に見つかり問題になった。また、近隣の高校では旭川の事件と同じように、彼氏に頼まれて自慰行為を送った女子生徒の動画が学校内で拡散してしまった。このような事件はテレビやニュースにはなっていないですが、どこの学校でも少なからず起きていることと言えます。

まとめ

 スマホはとても便利なものですし、面白いコンテンツが豊富にありますので、子どもが欲しいと思うことは無理もありません。しかし、大人でもその使い方を誤って、スマホ依存症になったり、SNSで炎上してしまったりすることがあるので、経験の少ない子どもが持つことはリスクが高いのは間違いないでしょう。

 学校では情報モラル教育などを行っていますが、現場で見る限り、それで十分指導ができているとは言えないでしょう。冒頭でも書いた通り、ご家庭でのルール決めや、指導が大きく影響することは間違いないです。子どもにスマホを持たせるのならば、細心の注意を払って子どもの様子を見ていく必要があります。

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現役で数学を教えている中学校の先生です。中学の数学のプリントやICT関連の情報、ブログでは道徳や学級レクのネタも発信しています。
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