この記事を読んでいるということは、あなたは「いくら勉強しても数学の点数が伸びない。」「数学の勉強の仕方が分からない」「授業を受けても数学ができるようにならない」と悩んでいる人ですね!?

 私は約15年間子供に数学を教えてきて、数学が得意な子供や、3年間でぐんと点数が上がった子供が共通して実践していた勉強方法を見てきました。

 この記事では明日から実践できる数学の勉強方法授業中に意識するポイントを解説していきます。

数学の先生

明日からの授業や自宅の勉強ですぐに実践できるよ!

この記事を読めば

数学の成績が上がる勉強方法が分かる!

毎日の学校の授業の効果が何倍にも上がる!

 数学という教科の特性

 上の図は私が描いた数学のイメージです。数学の理解は「木」で例えられると考えています。根は「数や量の概念」、幹は「四則計算などの基礎基本」、枝は「公式や定理」、葉は「応用問題」です。

 当然ですが、根がなければ幹はありませんし、根があっても幹がなければ枝も葉もありません。いきなり葉っぱを生み出すこともできませんよね?何が言いたいかというと、基礎(根)が無ければ、花が咲くことは絶対にないということです。

 数学の成績を上げる勉強方法

 ここでは数学の成績をあげる3つのポイントを解説していきます。

①基礎を徹底的にできるようにする

 数学という教科は積み重ねの学問です。中1の内容が分からなければ中2の内容は分からないですし、中2の内容が分からなければ中3の内容ができるわけがありません。では、数学の基礎って何?と疑問を持つと思いますが、数学の基礎は「計算」「公式」「概念」の3つにわけることができます。

  • 「計算」は、四則計算(+,-,×,÷)の計算ができるようになること。
  • 「公式」は、例えば比例の式y=ax,反比例の式y=a/x,解の公式など、知らなければ問題が解けないもの。
  • 「概念」とは説明するとかなり多岐に渡ってしまうのですが、例をあげると-2-3=-5のような、「-2より3小さい数」の考え方等になります。

 「計算」は反復練習、「公式」はある程度暗記する必要があるでしょう。「概念」は算数、数学に触れる時間を長くし、日常生活の中で伸ばしていく必要があります。この3つは長い時間をかけて積み重ねていく必要があるります。

②解答・解説をすぐに見ない

 基礎が定着してきたら、応用問題を解き始めると思いますが、このとき注意するべきことは、分からないからといって、すぐに解答・解説を見ないこと。

 一見、効率的なように思われますが、これは長期的に見ると逆効果になる可能性が高いです。仮に解答・解説を見て理解できたとしても、「考える力」が身に付けることができません。間違えても良いので、まずは自分で考え、自分なりの答えを出してみることの繰り返しで、数学の力は伸ばすことができます。

③問題集は一冊に決める

 何をどれくらい勉強すれば良いか分からないからといって、参考書や問題集を3、4冊やっている人もいるでしょう。もちろんその3、4冊をすべて完璧に理解できているのであればそれで良いと思います。しかし、効率の良い勉強とはならないでしょう。

 中途半端に何冊も手を出すのではなく、「この1冊を完璧に理解する」という気持ちで問題集に取り組んだ方が数学の力をつける近道になるでしょう。

 良い問題集の条件はいくつかありますが、一番は「見やすさ」を求めることが良いと思います。これは1ページに載っている問題数にも関わってきますが、問題や文字がぎゅうぎゅうに詰まっていて、読み辛かったり、集中力が切れてしまうような問題集はおすすめしません。

 授業中に意識してほしいこと

 ここでは授業中に意識するべきポイントを3つ紹介します。

①ノートを写すことにこだわらない

 学校の先生から「ノートをとりなさい」と指導されたことなら誰にでもありますよね?そのような指導をされると、頑張って黒板に書かれた文字をノートに写そうとするのは自然なのですが…

 ノートをとることは「目的」ではありません。ノートとはあくまで「記録」しておくものなので、極端な話、先生の話を聞いているだけですべて理解できるのであれば、ノートをとる必要は全くありません。そのことを分からずに必死にノートをとっている人がとても多いです。

 先生は、板書→説明の順番に授業を展開するので、どうしても先生の説明の最中にノートをとることになります。先生が大切な解説をしているのに、それを聞かないでノートをとることは効率的とは言えません。ノートをとり終える頃には説明は終わっていて、ノートはとったけど問題はよく分からない、といった状況に陥ります。

 どうしてもノートをとりたければ、友達に写させてもらうのも良いですし、現在はGIGAスクール構想で一人一台タブレットがあるので、授業が終わってからカメラで黒板を撮影するという手もあります。ノートを写すことは二の次にして、先生の解説を「理解」することに集中しましょう。

数学の先生

(ノートを取る)<(話を聞いて理解する)ことが大事!

②分からない所を把握しておく

 「授業の中で理解できるようにしなさい」とか「分からない所は先生に質問しなさい」と大人は子供に言うのですが、授業の中でだけで全てを理解するのはなかなか難しいことです。

 そこで授業の中で何が分からないのか、どの問題ができなかったのか、後で把握できるようにノートや問題集に印をつけておきましょう。

 数学の問題はほとんどがパターン化されているので、問題集に類似の問題が載っていたり、インターネットで検索すれば同じような問題はたくさんでてきます。先生の解説だけではなく、問題集の解説やネットに載っている解説などを見て理解できるようにしましょう。

数学の先生

予習、復習が大事と言われているのはこういうところだね!

③授業の流れを知っておく

 よく授業の前に予習、復習をしなさいと言われると思いますが、なかなか毎回の授業前に予習や復習をすることは難しいので、効率的に授業を受けるために、授業の流れを知っておきましょう。

 数学に限らずですが、学校の先生は、授業の最初の時間を、前回の授業を思いださせるように授業を構成します。それを復習ととらえて授業を受けましょう。

 まとめ

数学の成績を上げる勉強方法

1.基礎を徹底的にできるようにする。

2.解答、解説をすぐに見ない。

3.問題集は一冊に決める。

授業中に意識するポイント

1.ノートを写すことにこだわらない

2.分からない所を把握しておく

3.授業の流れを知っておく

 いかがだったでしょう。多くの人が算数や数学の間違った認識を持っています。算数、数学は1週間や2週間勉強したからといって劇的にできるようになることはありません。

 テストの点数を少しあげたいのであれば、1、2週間でもできますが、長い目で見たとき、数学の力をつけるためには積み重ねが重要になります。本当の意味での力をつけるためには最低でも3か月。長いと1年間結果が出ないこともあるでしょう。

 人それぞれ理解するスピードは違いますし、やってもすぐに忘れてしまう子供もいるでしょう。それでも長い時間をかけて積み重ねて来た子供に数学の力が身についています。今日紹介したことを意識して勉強に臨めば、数年後の結果は大きく変わってくると思います。

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管理者
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現役で数学を教えている中学校の先生です。中学の数学のプリントやICT関連の情報、ブログでは道徳や学級レクのネタも発信しています。
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