文部科学大臣、盛山正仁氏ってどんな人？統一教会との関係は？

　岸田内閣２０２３年９月１３日、内閣改造を行い、第２次岸田再改造内閣を発足させました。岸田総理大臣は文部科学大臣に自民党岸田派の盛山正仁氏を抜擢し、盛山氏は初入閣となった。

　この記事では盛山氏の経歴や家族構成、どんな人柄なのか、また統一教会との関連性や、今後の見通しをまとめました。

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　盛山正仁氏のプロフィール

名　前　　盛山正仁（もりやま　まさひと）

生年月日　1953年12月14日（69歳）

出身地　　兵庫県西宮市

出身校　　東京大学法学部第３類　神戸大学大学院法学研究科

格　言　　未来へ、まっすぐ、元気な日本を作る！

資　格　　１級ラジオ体操指導士の資格を保有（16年かけてラジオ体操に500回参加したらしい）

もりやま正仁の３つの信条

・尽くす心で

・まっすぐな姿勢で

・人の意見に耳をかたむけて

盛山正仁氏のプロフィール動画はこちら

　盛山正仁氏の経歴

昭和44年 3月     私立灘中学校卒業

昭和47年 3月     私立灘高等学校卒業

昭和52年 3月     東京大学法学部卒業

平成16年 7月     環境省地球環境局総務課長

平成17年 9月     第44回衆議院議員総選挙において初当選

平成24年12月    第46回衆議院議員総選挙において当選、法務大臣政務官に就任

平成26年9月      自民党　政務調査会　法務部会長に就任

平成27年10月    法務副大臣兼内閣府副大臣に就任

平成28年8月      法務副大臣兼内閣府副大臣に就任（重任）

平成29年8月      自民党　政務調査会　国土交通部会長に就任

平成30年10月    自民党　国会対策委員会　副委員長に就任

令和元年10月      衆議院　厚生労働委員長に就任

令和2年10月      自民党 国会対策委員会　副委員長に就任、衆議院 議院運営委員会　理事に就任

令和3年11月      自民党 国会対策委員会　筆頭副委員長に就任、衆議院 議院運営委員会　筆頭理事に就任

令和5年9月        文部科学大臣に就任

　盛山正仁氏は、自民党岸田派にしょぞくしている６９歳で、衆議院比例代表近畿ブロック選出で、当選は５回です。国土交通省の職員を経て、平成１７年の衆議院選挙で初当選しています。法務副大臣や内閣府副大臣などを歴任し、現在は衆議院議院運営委員会の与党側の筆頭理事を務めています。

　家族構成

　盛山正仁氏は妻と１男３女の６人家族のようですが、２０１８年１０月４日に、次女の盛山敬子さんが、３４歳の若さで亡くなっているようです。階段から落ちたことによるケガから、感染症にかかってしまい、多臓器不全で亡くなってしまったそうです。ご家族としては辛い出来事だったでしょうね。

　妻の盛山路子（田村路子）さんは、故田村元（元衆議院議員で2014年に90歳で逝去）の長女のようです。田村元氏は衆議院議長を務めた大物議員で、その娘である盛山路子氏は政治家の妻として英才教育を受けてきた女性だったようです。

　盛山大臣と旧統一教会

　盛山正仁文部科学相は、2021年の衆議院選挙中に、正解平和統一家庭連合（旧統一教会）の友好団体の集会に参加していたことが分かりました。

　盛山大臣はこの事実を自民党に追加で報告し、集会への出席と、団体からの推薦状の受領を認めていますが、推薦確認書に署名した記憶はないと述べています。

　政界からの反応

　野党は盛山大臣の辞任や更迭を求めています。特に立憲民主党は、盛山大臣の説明を不十分と見なし、強く批判しています。一方で、岸田文雄首相は、盛山大臣を支持し、彼の続投させる意向です。この問題は、岸田首相が盛山大臣を同じ派閥の仲間として守っているのではないかという疑問も引き起こしています。

　今後どうなる？

　政府は統一教会を含む「政治とカネ」の問題について調査を進め、結果を公表する予定です。この問題は、統一教会の解散命令請求に関連する審問にも影響を与える可能性がありますが、盛山大臣は自身の問題が審問に影響を与えないと信じています。

　選挙制度の議論

　盛山大臣の比例復活による当選は、比例復活制度に対する批判を再燃させました。この制度は、落選した候補者が他の選挙区から当選するチャンスを持つことを可能にしますが、一部の人々はこの制度が「ゾンビ議員」を生み出すと批判しています。この結果、選挙制度の改革を求める声が高まっています。

　まとめ

　大臣就任直後は、教員の成り手不足について「名案はございません」と言ったり、「文部科学の分野には近くなかったので、これから勉強したい」と言って世間を賑わせていた盛山大臣。統一教会との関連は一定程度認めており、この問題は政界内外で広く議論を引き起こしています。

　野党の批判、首相の支持、そして選挙制度の議論は、今後の政治的な展開に影響を与える可能性があります。