
Goodnotesを使い始めとき、最初に迷うのが料金プランではないでしょうか?
最初は無料版でも十分使えますが、しっかり使おうと思うと、有料プランは必須になります。
そこでこの記事では、Goodnotesの料金と機能を比較するだけでなく、それぞれの機能で何ができるのかから初心者向けに解説します。
先に結論をお伝えすると、iPad・iPhone・Macだけで、手書きノートやPDFへの書き込みを長く使うなら、買い切りの特別版(Special Edition)が有力です。
しかし、WindowsやAndroidも使うならEssential、Goodnotes Cloudによる本格的なクロスプラットフォーム利用、高度なAI、リアルタイム共同編集まで必要ならProを検討するとよいでしょう。

それでは、Goodnotesの料金プランについて詳しく見ていきましょう!
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料金と支払い方法を比較
Goodnotesのプランは、Free、特別版、Essential、Proの4種類です。

○Freeはお試し版
Freeは0円で利用できます。自分のiPadで快適に書けるか、PDFへの書き込みが使いやすいかなどを確認するには十分です。
ただし、公式サポートの比較では、ノートブック・テキスト書類・ホワイトボードはそれぞれ3つまで、フォルダも3つまで、保存容量は100MBまでとされています。
本格的な勉強、授業、仕事に使うなら、有料プランを検討した方が使いやすいでしょう。
○特別版はApple端末限定の買い切りプラン
特別版は、iPad、iPhone、Mac向けの買い切りプランです。一度購入すれば、毎年利用料金を支払う必要はありません。
ノートやフォルダを実質無制限に作り、長時間の録音や大きなPDFの読み込み、透かしなしの書き出しなどを利用できます。
○Essentialは低価格の年間プラン
Essentialは、Apple端末に加えて、Android、Windows、WebでもGoodnotesの有料機能を利用したい人向けの年間プランです。
Freeにある冊数、録音時間、読み込みサイズなどの制限がなくなり、5GBのストレージ、テンプレート、公開リンク共有、基本的なAI機能などを利用できます。
○ProはAI・クラウド・共同作業を重視する人向け
ProにはEssentialの機能に加えて、Goodnotes Cloudへの本格的なアクセス、Create Mode、AI画像生成、会議AI、非公開リンク、リアルタイム共同編集、Google Drive連携、Turbo Syncなどが含まれます。
個人がiPadで手書きノートを作るだけなら、機能を持て余す可能性があります。
一方、AppleとWindowsをまたいで使う人、会議録をAIで作る人、チームで書類を編集する人には価値のあるプランです。

買い切り特別版とEssentialは何が違う?

| 比較項目 | 買い切り特別版 | Essential |
|---|---|---|
| 支払い | 一度だけ | 毎年更新 |
| 対応範囲 | Apple端末限定 | Apple・Android・Windows・Web |
| Apple端末間の同期 | iCloud同期を利用可能 | iCloud同期を利用可能 |
| Goodnotes Cloud | 対象外 | 5GBの保存領域・限定的なクラウド機能 |
| 高度なAI | 基本状態では対象外 | 基本状態では対象外 |
| AI Passの追加 | 可能 | 可能 |
| おすすめ | iPad中心で長く使う人 | 複数の種類の端末で使う人 |
iPad・iPhone・Macだけで使うなら特別版。
WindowsやAndroidでもGoodnotesを利用したいならEssential。
ただし、Windowsでも「iPadにあるライブラリ全体を、そのまま自動同期したい」場合は、EssentialではなくProのGoodnotes Cloudを確認してください。
クラウド保存・iCloud・Goodnotes Cloudの違い
「クラウド」という言葉が、プラン選びを難しくしています。まずは3つの言葉を区別しましょう。
| 用語 | 意味 | 具体例 |
|---|---|---|
| クラウド保存 | インターネット上の保存場所へデータを置くこと | ノートデータをオンライン上に保存する |
| 同期 | 複数端末の内容を同じ状態にそろえること | iPadで書いた内容がMacにも反映される |
| バックアップ | データを失ったときに戻せるコピーを残すこと | PDFやGoodnotes形式を別の場所へ保存する |
| iCloud同期 | Appleのクラウドを使ってApple端末間で同期すること | iPad・iPhone・Macで同じノートを使う |
| Goodnotes Cloud | Goodnotesのクラウドを使って異なるOSを含む端末間で利用する仕組み | Apple・Windows・Android・Webでライブラリを使う |
○「同期している=バックアップ済み」ではない
同期は、端末同士の内容を同じ状態に保つための機能です。iPadでノートを削除すると、その削除がほかの端末にも反映される可能性があります。
そのため、大切な教材やノートは、同期だけに頼らず、PDFまたはGoodnotes形式で定期的に書き出しておくと安心です。
○特別版にもiCloud同期はある
特別版はGoodnotes Cloudの対象外ですが、「クラウドへ一切保存できない」という意味ではありません。
Apple端末間であれば、AppleのiCloudを使ってGoodnotesのノートを同期できます。つまり、iPadで書いたノートを、同じApple Accountを使用するiPhoneやMacでも開けます。
ただし、iCloudではWindows版やAndroid版のGoodnotesへライブラリ全体を同期できません。
○Goodnotes Cloudは異なるOSをまたぐための仕組み
Goodnotes Cloudは、Goodnotesが提供するクラウドサービスです。特にProでは、Apple、Windows、Android、Webをまたいだライブラリ利用を想定した機能が提供されます。
公式ページでは、Essentialにも5GBのストレージやクロスプラットフォーム関連機能が記載される一方、Apple端末と非Apple端末で1つのライブラリ全体を同期するには、Proに含まれるGoodnotes Cloudが必要と説明されています。
AI機能と共有機能を比較

AIクレジットとは
AIクレジットは、高度なAI機能を使うときに消費する利用枠です。1クレジットで1回質問できるわけではなく、生成する内容や処理の複雑さによって消費量が変わります。
Goodnotes公式による目安では、525クレジットは約3時間、6,300クレジットは約30時間のAI体験に相当します。クレジットは毎月1日に補充され、残量はGoodnotesのプロフィールまたはAI設定から確認できます。Goodnotes AIクレジット公式説明
なお、スペルチェック、手書き文字の再配置、こすって消去など、端末内で処理される一部の機能はAIクレジットを消費しません。
Math Assist・Teach Me・Solveとは
Math Assistは、Goodnotesが手書き数式を認識し、計算や数式入力を支援する機能です。
Teach Meは、いきなり答えを出すのではなく、ヒントや考え方を示して学習を支援します。Solveは、問題の答えや解法を確認するための機能です。
学習者自身に考えさせたい場面ではTeach Me、解答や途中式を確認したい場面ではSolveという使い分けができます。
Create Modeとは
Create Modeは、AIから回答を受け取るだけでなく、Goodnotesのノート、ホワイトボード、テキスト書類に内容を直接作らせる機能です。
例えば、「小学5年生向けの割合のまとめを作って」「会議内容を表にして」「算数を勉強する子どものイラストを作って」といった指示ができます。
Create Mode、AI画像生成、Edit AI、会議AIなどの高度な機能は、ProまたはAI Passの対象です。
AI Passを追加すればEssentialでもAIを使える?
はい。Essentialや特別版にAI Passを追加すると、Create Mode、AI画像生成、クラウド文字起こし、ライブ要約など、高度なAI機能を利用できます。さらに、基本プランのクレジットに毎月6,300クレジットが追加されます。
ただし、AI Passを購入しても基本プランがProに変わるわけではありません。
Goodnotes Cloud、非公開リンク、リアルタイム共同編集、Google Drive連携など、Pro限定の非AI機能は追加されません。
AI Passは米国では月額9.99ドルで案内されていますが、日本での価格や無料体験の有無は、アプリ内の購入画面で確認してください。Freeには追加できません。
公開リンク・非公開リンク・共同編集とは
公開リンク共有は、Goodnotes書類を見るためのURLを作り、そのURLを知っている人と共有する機能です。
非公開リンクは、アクセスできる相手を限定して共有するための機能です。授業資料や仕事の書類など、誰にでも見られては困る内容を共有するときに適しています。
リアルタイム共同編集は、複数人が同じ書類を開き、変更内容をその場で反映しながら作業する機能です。グループ学習、授業案の共同作成、会議資料の編集などに利用できます。
結局、どのプランを選べばいい?

iPad中心の個人利用なら特別版がおすすめ
僕自身の結論としては、個人がiPadでノートを取る、PDFへ書き込む、教材を作る、デジタルプランナーを使うといった用途なら、特別版がもっとも選びやすいと思います。
一度購入すれば毎年の支払いがなく、Apple端末間ではiCloud同期も使えます。高度なAIやリアルタイム共同編集が必要なければ、基本機能で困る場面は少ないでしょう。
WindowsやAndroidも使うならEssential
iPadだけでなく、WindowsパソコンやAndroid端末でもGoodnotesの有料機能を使いたいなら、Essentialが候補です。
年間料金を抑えながら、Freeの制限をなくせる点が魅力です。ただし、ライブラリ全体の完全なクロスプラットフォーム同期を求める場合は、Proとの違いを確認してください。
AI・クラウド・共同編集まで使うならPro
Proが向いているのは、Goodnotesを単なる手書きノートではなく、仕事や共同作業の中心として使う人です。
Goodnotes Cloud、高度なAI、会議AI、非公開リンク、リアルタイム共同編集、Google Drive連携などをまとめて使いたいなら、Proが分かりやすい選択です。
まとめ|iPadだけなら特別版、機能重視ならPro
Goodnotesのプラン選びでは、料金だけでなく、使用する端末、クラウド同期、高度なAI、共同編集の必要性を考えることが大切です。
- まず試したいならFree
- Apple端末だけで長く使うなら特別版
- WindowsやAndroidでも有料機能を使うならEssential
- Goodnotes Cloud、高度なAI、会議機能、共同編集まで使うならPro
- 基本プランはそのままで、高度なAIと利用枠だけ増やすならAI Pass
特に多くの人が迷う特別版とEssentialは、Apple端末だけで使うか、ほかのOSでも使うかを基準にすると判断しやすくなります。
僕のようにiPadを中心に、手書きノートやPDFへの書き込み、教材作成に使うのであれば、買い切りの特別版で十分な可能性が高いでしょう。
一方、Windowsでも同じライブラリを使いたい、AIで資料を作りたい、複数人で共同編集したい場合は、Proを検討してみてください。
投稿者プロフィール

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教育×ICTクリエイター|教育メディア運営
教員15年→2026/3退職 中学数学13年+小6算数専科2年
Apple Teacher・Kahoot!認定クリエイター
書籍「算数から数学への壁」(エール出版社)
授業で使える算数・数学問題、思考力を育てるクイズ、ICT活用法を発信。
これまでに5種類の兼業を経験し、ストック型副業で月10万円の収益を構築。
電子書籍「論理的思考問題50」はAmazonベストセラー第7位を獲得。
現在は教育コンテンツ制作、デジタル教材開発、教員の働き方や副業について発信中。
SNS総フォロワー数は約3万人。
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