こども家庭庁とは?
こども家庭庁とは、子供たちのための行政機関を総括する機関です。総理大臣直属の機関で、内閣府の外局に位置し、内閣特命担当大臣も置かれています。こども家庭庁は少子化や虐待、いじめなど、各省庁にまたがっていた子ども政策についての調整を一元的に担い、各省庁や大臣に勧告権を有する司令塔機能を持ちます。
こども家庭庁は『こどもの目線、子育てをしている人の声を大切にし、地方自治体(都道府県や市区町村)や地域団体と連携して政策を進める』としています。
渡辺由美子氏の経歴
名前 :渡辺由美子(わたなべ ゆみこ)
生年月日:1965年1月30日(58歳)
出身地 :千葉県
大学 :東京大学卒
略歴
1988年 4月 :厚生省に入省。
1989年11月 :児童家庭局母子福祉課。
1993年 7月 :保健医療局エイズ結核感染症課。
1994年 7月 :社会・援護局企画課。
1997年 4月 :和歌山県福祉保健部児童家庭課長。
2001年 1月 :厚生労働省保健局医療課長補佐。
2009年 9月 :保険局医療課保険医療企画調査室長。
2015年10月 :保険局総務課長。
2016年 6月 :大臣官房会計課長。
2019年 7月 :子ども家庭局長。
2021年 9月 :大臣官房長。
2023年 4月 :こども家庭庁初代長官
渡辺由美子氏ってどんな人?
1988年に厚生省(現在の厚労省)に入省した渡邉由美子氏は、2019年にこども家庭局長や官房長を経て、2022年6月にこども家庭庁設立準備室長として尽力しました。厚労省では次官候補との声も聞かれ、中央省庁では数少ない女性の官僚トップのようです。
このような実績が評価され、子ども政策に精通していることから今回、初代こども家庭庁の長官に抜擢されたようです。渡辺由美子氏はこども家庭庁初代長官に任命されたことについて、次のように述べています。
「こども家庭庁は、いわゆる司令塔機能とういことで、各省政策に横ぐしを刺して、縦割りを排除して進めていく。」
今回こども家庭庁初代長官に就任した渡辺由美子氏には、深刻化する少子化や児童虐待、子どもの貧困、性被害の防止といった山積する課題に横断的に取り組んで欲しいですね。
投稿者プロフィール
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現役で数学を教えている中学校の先生です。中学の数学のプリントやICT関連の情報、ブログでは道徳や学級レクのネタも発信しています。
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