皆さんは【Kahoot!】というクイズアプリを使っていますか?
僕は約15年間教員をやっているのですが、Kahoo!を使って子供たちとクイズ大会をやったり、学習に活かした問題を授業で出題したりしています!
Kahoot!を使って約3年、有料プランに切り替えて約1年が経ちましたので、Kahoot!の無料版、有料版でそれぞれどんなことができるのか、また、学校の先生に1番適したをプランをご紹介したいと思います!
この記事を見てわかること
Kahoot!の無料版、有料版でできること
学校の先生におすすめな有料プラン
100回以上クイズ大会をした経験から解説します!
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Basic(無料版)
Kahoot!の一番素晴らしい所は、無料でも十分に楽しいクイズ大会を開催できる所にあります!
40人までの同時に回答者として参加できるので、ちょうど1クラス全員が参加することができます。
やり方は、アプリを取得するか、ブラウザでKahoot!のページからアカウントを無料作成するだけです!
GIGAスクール構想により、ほとんどの自治体で教員用のGoogleアカウントを配布されたのではないでしょうか?そのGoogleアカウントでKahoot!のアカウントも作ることができますよ!
無料でも十分楽しいクイズ大会が開催できます!
2~4択問題の作成
無料版で作れるクイズは2種類で、その1つが2~4択問題です。
Kahoot!の「作成」から「空白のキャンバス」を選択し、問題文と選択肢を2~4つ作り、正解を選択します。また、制限時間やポイントを設定することができます。
○×問題の作成
YES or NOで答えられる問題は○×問題として出題することができます。画像を付けることによって更に楽しさが増しますよ!
クラシックスライドの作成
パワーポイントやキーノートのようなスライドも作ることが可能です。
僕はクイズの間にスライドを作って、答えの解説を分かりやすく見せるために使っていました。
Kahoot! +Start
Kahoot!+Startは1番リーズナブルな有料プランです。
100人までの回答者が参加でき、作成できる問題の種類が多くなります。具体的には、英語の問題では必須の並び替え問題、複数回答式問題などです。
この有料プランから、並び替え問題とリスニング問題を作成することができるので、英語の先生には特におすすめになります!
並び替え問題の作成
並び替え問題は英語のクイズ大会をするならば必須の問題ですよね。算数や数学でも数の大小などで使うことが多かったです。
並び替え問題は4つの選択肢から並び替えができます。
問題にオーディオを追加
問題を読み上げる機能が使用できます。いろいろな言語があるので、英語のリスニングにも使うことができます。
見せる問題文は「英語を聞いて意味を答えなさい」などにして、読み上げる英語を入力すれば、ネイティブな発音で英語を読み上げてくれます!
複数回答問題の作成
複数回答問題を作成することができるのと同時に、選択肢を6個まで増やすことができるようになります。
プレミアム画像の使用
無料版では使えない画像の他、GIF(ジフアニメーション)やYouTubeから動画を引用することができるようになります。
Kahoot! +Premier
Kahoot!+Premierは200人までの回答者で同時にクイズ大会ができます。200人でできれば、学年の生徒全員でクイズ大会に参加することも可能ですよね!
この有料プランから、クイズを出題するのと同じように、意見を集約できる投票やドロップピンなどが追加されます。
投票機能
画像左上のように、クイズ問題と同じ形式で投票を行うことができます。
投票結果はそれぞれの選択肢が何%だったかが、円グラフで表されます。
スライドレイアウト
スライドのレイアウトを選ぶことができます。少しオシャレな解説ページを作ることが可能になりました!
ドロップピン問題の作成
画像の追加が必須になりますが、画像にピン止めして意見を集めることと、画像の一部を正解に指定した問題を作成することができます。
僕は間違い探しなどの問題で、この機能を使いました。
ゲームによる学習
Kahoot!+Premierの有料プランにすると、9つの学習ゲームをプレイすることができるようになりました。
僕は全てをやったわけではありませんが、対象年齢は3歳~小学校低学年くらいまでのものでした。
テンプレートの使用
既に作られている問題を出題できる上に、その問題を自分なりに編集することもできます。学級レクなどに雑学クイズを作ることが一瞬で可能になりました。
Kahoot! +Max
学生パス50枚
学生パスを生徒に共有することで、生徒を指導者として教育ツールんkアクセスできるようになります。
学生パスはQRコードやリンクで共有することができ、学習アプリやクリエイター機能の強化など、生徒向けのプレミアム機能へのアクセスを先生同士で簡単に共有できます。
スライダー問題の作成
問題の正解をスライダー方式で答える問題です。10~20など、正解に幅を持たせることができるのが特徴です。
チームモード
何人かで1つのデバイスを共有して使うモードと、一人1つのデバイスを使って、最大10チームに分かれて対戦するモードがあります。
チームモードは協調性、チームワーク、コミュニケーションを高めることができます。
カスタムテーマ設定
背景をいろいろなテーマに変更することができます。
短答式問題の作成
短答式問題は、記述式のクイズを作成することができます。
数字の答えの場合は、半角か全角で答えを2通り作っておく必要があるので注意しましょう。
AI活用クリエイターツール
AI活用クリエイターツールは、キーワードからAIが問題を作ってくれたり、PDFを読み込ませて問題を作ることができます。
例えば教科書のページをPDFファイルにして、Kahoot!にアップロードすることで問題を素早く作ることが可能です。
問題作成の裏技
AIを上手く使った問題作成の裏技をご紹介したいと思います。
必要な物は、Kahoot!のAI活用クリエイターツールとChatGPT、もしくはBingAIの生成AIを使います。
ChatGPTなどの生成AIで、「日本の文化についての問題を、4択問題で作ってください。問題は表形式にし、1列目に問題、2列目に正解、3列目以降に誤答を作ってください。問題は10問作ってください」などのプロンプトを入力します。
生成されたコードをコピーして、Kahoot!に貼り付けることで、一瞬で問題を作成することができます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
値段と機能を考えた、学校の先生におすすめなプランは、「Kahoot!+Start」か「Basic(無料版)」なのかなと思いました!
問題の作成を瞬時に行いたい場合は、AIツールが必須ですが、そこまで頻繁にやらないのであれば、そこまでの機能は必要ないでしょう。
みなさんも、Kahoot!を使って、楽しいクイズ大会を開催してみてはいかがですか!?
投稿者プロフィール
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現役で数学を教えている中学校の先生です。中学の数学のプリントやICT関連の情報、ブログでは道徳や学級レクのネタも発信しています。
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