イチロー、マイケルジョーダン、フロイドメイウェザー、メッシ、ウサインボルト、数々の名選手たちが残した言葉には、夢を追いかける勇気や、困難に立ち向か力を与えてくれるものがたくさんあります。

この記事では、子供たちにぜひ知って欲しい20人のスポーツ選手の名言を紹介します。

日々の挑戦や目標に向かって進むとき、心の支えとなってくれるはずです。偉大なアスリートたちが語ったメッセージを通じて、未来を切り拓くヒントを見つけてください!

数学の先生

小中学生の子供にぜひ紹介してあげてください!

 鈴木イチロー

心を揺さぶる言葉

”小さいことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ1つの道だと思っています。”

「イチロー」の名で親しまれた日本野球、アメリカのメジャーリーグで活躍した野球選手。その驚異的な打撃技術、俊足、守備で数々の偉業を達成しました。

イチロー選手はコツコツと小さな努力を積み重ねて、潜在能力を引き出したと言っています。そして彼は、「とんでもないところへ行くただ1つの道」という言葉で、地道に努力を積み重ねることの大切さを表現しています。

 吉田沙保里

心を揺さぶる言葉

”約束は覚悟となり、力になる”

世界大会16連覇、個人戦206連勝という記録を達成して「霊長類最強の女子」とまで言われるようになったレスリング選手。

吉田沙保里(よしださおり)選手は小さい頃から負けず嫌いで、練習量も相当なものでしたが、何よりも精神的な強さに重きを置いていました。約束は守らなければ嘘つきということになりますが、吉田さんは約束をすることで「絶対に勝つ」という覚悟ができ、それが力になったと言っています。

 室伏広治

心を揺さぶる言葉

”時間がない中で、新しい練習方法を考えることは生きがいで、そこに楽しさがある。”

室伏広治(むろふしこうじ)選手はに日本を代表するハンマー投げの陸上競技選手です。2004年のアテネオリンピックで金メダルを獲得し、日本の陸上競技史上初のオリンピック金メダリストになりました。

2020年にはスポーツ庁長官に就任することが文部科学省より発表され、2023年1月からは世界アンチ・ドーピング機構(WADA)執行委員会の政府代表(アジア地域)も務めている。

室伏選手は多忙な選手生活の中で、わずかな時間を見つけて新しいトレーニングメニューを考えることは楽しいことだと語っています。時間が制限され、「今」しかないと言う気持ちが集中力を生み出し、新しいアイデアや発見につながると言います。

 長嶋茂雄

心を揺さぶる言葉

”ベストを出し切ってダメだったとしても、「明日はきっと良いことがある」と信じ、ただ夢中でバットを振ってきました。悔いはありません。”

日本プロ野球界の伝説的な選手であり、巨人をV9(1965~1973年の9連覇)に大きく貢献し、6度の首位打者、5度のMVPに輝くなど、数々の栄冠を手にしました。引退後は巨人の監督に就任し、監督としてもチームを日本一に導くなど、今なお語り継がれています。

欲を捨てて澄んだ心で打席に立つことが大事という意味の「快打洗心(かいだせんしん)」という言葉を座右の銘にしている長嶋さんは、「明日はきっと良いことがある」と信じ、ただ夢中でバットを振ってきたそうです。

 本田圭佑

心を揺さぶる言葉

”挫折は過程、最後に成功すれば挫折は過程に変わる。だから、成功するまで諦めないだけ。”

日本代表を務め、イタリアの名門、ACミランで活躍したサッカー選手。ビッグマウスとしても知られた本田選手は、数々の名言を残していることでも有名。

中学から高校に上がるとき、ユースのテストに不合格になり、石川県の名門、星稜高校に進学を果たした。数々の逆境にも屈することなく、努力を続けた結果、今の自分があると本田選手は語っています。

 野口啓代

心を揺さぶる言葉

”人との比較よりも、自分の登りや、どれだけ完全燃焼できたかが大事”

野口啓代(のぐちあきよ)選手は日本を代表するスポーツクライマーであり、特にボルダリングの分野で世界的に知られている。国内外で輝かしい成績をおさめ、2020年の東京オリンピックでは、女子複合で銅メダルを獲得した。

競技としてのスポーツクライミングは対戦相手がいるわけではありません。自分がその課題に対して登れるか登れないか、ただそれだけです。人との競争意識を持ったり、優勝しなければという思いが強いほど自分の力が出せないということに彼女は気付いたそうです。

 三浦和良

心を揺さぶる言葉

”常に何かに挑戦していれば輝きは失われない。挑戦してその結果が成功だとか、失敗だとかではない。挑戦したときがもう成功といえるのではないだろうか。”

通称”カズ”と呼ばれる日本を代表するサッカー選手。15歳でブラジルに渡り、サッカー修行を始め、ブラジルのサントスFCとプロ契約、1960年には日本の読売クラブ(後のヴェルディ川崎)に加入、日本のJリーグが発足した年に初代MVPを獲得しました。その後、日本代表にも選出され、50歳を過ぎても現役を続け、57歳になった現在でもピッチに立ち続け”キングカズ”と呼ばれている。

いくつになっても挑戦をし続ける彼の姿に勇気をもらう人も多く、その姿勢で日本のサッカー界のレジェンドであり続けている。

 ウサイン・ボルト

心を揺さぶる言葉

”サボらない。決して辞めない。恐れない。あなたが生まれながらに持つ才能、能力は練習の積み重ねでしか開花しない。”

ウサイン・ボルトはジャマイカ出身の陸上競技選手で、史上最速のスプリンターとして世界に知られています。100mを9.58秒、200mを19.19秒で走ったこれらの記録は、現在でも破られていません。

ウサイン・ボルト選手はジュニア時代にはそれほど目立ったせんしゅではありませんでしたが、彼は決してあきらめませんでした。やがて史上最速のスプリンターとなり、”ライトニング(稲妻)・ボルト”の愛称で呼ばれるようになりました。

2017年に現役を引退したボルトは、プロサッカー選手としても挑戦し、様々な慈善活動やビジネスにも取り組んでいます。

 北島康介

心を揺さぶる言葉

”誰も1人では生きられないし、1人では戦えない。仲間がいてくれるからこそ、今の自分がいる。そう思える時、僕はいつも以上の力を発揮できるような気がする。”

日本を代表する競泳選手で、2004年のアテネオリンピックで100m、200m平泳ぎの両種目で金メダルを獲得、2008年の北京オリンピックでも再び100m、200m平泳ぎの両種目で金メダルを獲得しました。

競技に対するひたむきな姿勢で多くのファンや後輩選手から尊敬されていて、時に元気づけたり、勇気づける仲間がたくさんいたそうです。仲間からのたくさんの”心のエネルギー”をもらうことでいつも以上の力を発揮できたとだと北島選手は語っています。

 小平奈緒

心を揺さぶる言葉

”ゴールの先にある景色を楽しみたい。”

小平奈緒(こだいらなお)選手は、オリンピックや世界選手権で数々のメダルを獲得した日本を代表するスピードスケートの選手です。2018年の平昌オリンピックでは500mで金メダル、1000mで銀メダルを獲得し、日本スピードスケート界において歴史的な活躍となりました。

ゴールまでの道のりが長ければ長いほど、越えなければならない壁が高いほど、達成したときの感度ははかり知れない。目標を達成した時や、壁を乗り越えたときにはどんな景色が待っているのか、小平選手はそれを楽しみに練習に取り組んでいたそうです。

 マイケル・ジョーダン

心を揺さぶる言葉

”新しいことを始めるのは怖くない。怖いのは新しいことを始めなくなることだ。”

”バスケットボールの神様”と呼ばれる人がいるのをご存知でしょうか?アメリカのNBAで活躍した元プロバスケットボール選手のマイケル・ジョーダンは、史上最高のバスケットボール選手として世界中に知られています。

他の選手たちと比べて、決して身長は高くありませんでしたが、厳しいトレーニングを自らに課したことで、どんな体勢からでもシュートができる高いバランス感覚とジャンプ力を身につけたと言われています。

100回失敗したとしても、101回目の成功ですべてが順調に進むかもしれません。そう思えば怖い気持ちもどこかへ吹き飛んでしまいます。新し事を始めない方が”怖い”と彼は言っています。前を向く強い気持ちが、彼をバスケットボールの神様にしたのかもしれません。

 宮里藍

心を揺さぶる言葉

”物事にはすべて理由があり、原因があると思います。その原因を自分で探して向き合うことによって、自分が今何をすべきかということが見えてきます。”

宮里藍(みやざとあい)選手は、日本のみならず、米国女子プロゴルフツアーでも活躍した、日本女子ゴルフ界におけるパイオニア的存在。世界中のトップ選手と競い合った2010年の米国女子プロゴルフツアーでは、5勝をあげ、日本人として初めて賞金ランキング1位となり、賞金女王に輝きました。

なにか失敗をしたとき「自分はダメなんだ」と思ったりもしますが、宮里選手はそんなとき、失敗した原因を自分で探してそれに向き合うことで、何そすれば良いか見てくると言っています。本当に怖いのは、失敗を怖れ、その失敗から目を背けてしまうことなのです。

 長友佑都

心を揺さぶる言葉

”成長するために、感謝の心は必要不可欠なんだ。”

長友佑都(ながともゆうと)選手は、イタリア名門、インテルというチームで活躍し、長きにわたり日本代表でも活躍したサッカー選手です。

試合でゴールを決めたときにはチームメイトに”お辞儀”をするパフォーマンスが話題となりました。かれは得点は自分一人の力でできたわけではないと考え、「感謝の気持ち」をお辞儀という形で表現したそうです。長友選手は、人として一流でなければ、一流のサッカー選手ではないとも言っています。

 大谷翔平

心を揺さぶる言葉

”人生が夢を作るんじゃない、夢が人生を作るんだ”

今や世界一の野球選手といっても過言ではない大谷翔平選手。投打の両方で圧倒的なパフォーマンスを発揮する二刀流は、世界に今なお衝撃を与え続けています。人格者としても知られる大谷選手ですが、幼少期から将来の目標を具体的に決め、それを実現してきたことでも有名です。

彼のプレーは日本だけでなく、世界中の野球ファンに影響を与えており、その実力と人格から「謙虚で努力を惜しまないアスリート」としても尊敬され、スポーツ界全体においてその影響力は計り知れません。

 リオネル・メッシ

心を揺さぶる言葉

”努力すれば報われる?そうじゃないだろ。報われるまで努力するんだ。”

史上最高のサッカー選手の呼び声高い、アルゼンチン代表リオネル・メッシ選手。アルゼンチン代表を何度も経験し、21年間もの間、FCバルセロナのトップチームで活躍し多くのサッカー関係者やファンだけでなく、選手にも大いに敬愛される選手です。

驚異的なボールコントロール、広い視野、鋭いドリブル、精密なシュート、全てを兼ね備えているメッシ選手も、実は誰よりも努力を続けたサッカー選手。親善試合であろうが、決勝戦であろうが、常に同じ姿勢でプレーするその姿は、多くの若手選手たちの模範となっていて、サッカーの歴史においても1つの時代を築き上げました。

 クリスティアーノ・ロナウド

心を揺さぶる言葉

”嫌われることは気にならない。僕を追い込んでくれるから。”

メッシと度々比較され、メッシと史上最高のサッカー選手を競い合ってきたポルトガル代表のサッカー選手クリスティアーノ・ロナウド選手。その驚異的な身体能力、得点力、プロフェッショナリズムで世界中のファンを魅了してきました。

彼は恵まれた体格と身体能力の持ち主ですが、彼の徹底したトレーニングへの姿勢、そしてサッカーに対する飽くなき情熱は同じチームでプレーした世界的な選手も驚かせるほどです。誰よりも早くに練習場に現れ、誰よりも遅くまでトレーニングをしている。また、徹底した食事管理など、プロ意識の高さで、他の選手への影響力も持っています。

そんなロナウド選手も、得点を決められずにチームが負けると、途端に批判の的にされてきました。しかし、ポルトガルのスーパースターはどんな逆境にも挫けることなく、結果で応えてきました。

 ステフィン・カリー

心を揺さぶる言葉

”成功に必要なのは信じる心と人生でやると決めた事に対する、消える事のない情熱。”

2009年にNBA(全米バスケットボール協会)に入りしたステフィンカリー選手は、シーズン平均44パーセントの確率で3ポイントシュートを決めています。10年のキャリアで優勝3回、MVPを2回受賞するなど輝かしい記録を残しました。

他の選手と比べて体格の小さいカリー選手は、大学時代はそれほど注目されている選手ではありませんでした。しかし、NBAに”3ポイント革命”という現代バスケットボールのスタイルを変革させるほどの影響力を持つまでになったのは、単に才能に頼るだけでなく、努力の結晶であることが強調されています。

 レブロン・ジェームズ

心を揺さぶる言葉

”何度失敗しても鏡の前で言うんです。『で、どうするんだ?』と。”

NBAチャンピオン3回、シーズンMVP4回、ファイナルMVP3回、オールスターMVP3回など、輝かしい記録を残しているレブロンジェームズ選手。 高校時代から注目されており、NBAドラフト1位で指名され、18歳でNBA入り。史上最年少で1試合50得点を記録(20歳80日)、2018年には史上7人目の通算3万点を達成、8000リバウンド、8000アシストを記録するなど、前人未到の記録を今も作り続けています。

数々の輝かしいキャリアを持つレブロン選手も、チームが負けたときや、移籍したときには批判にされされることもたびたびありました。しかし、何度負けようと、批判にさらされようと、自分に問いかけていたそうです「で、どうするんだ?」と。

 葛西紀明

心を揺さぶる言葉

” 緊張でどうなるか不安があったけど、それに勝ててうれしい。すごく集中していた。自分を信じていた。”

日本のスキージャンプ選手として、長年にわたり世界のトップレベルで活躍してきた日本のレジェンド。1992年アルベールビルオリンピックで団体銀メダル、1994年リレハンメルオリンピックで団体銀メダル、2014年ソチオリンピックでは41歳という年齢で個人銀メダルと団体銅メダルを獲得しました。

葛西選手は40代に入っていも競技を続け、その情熱と努力でスキージャンプ界をリード。彼の長い現役生活は、厳しいトレーニングと徹底した体調管理の結果であり、若い選手がお手本とするべき存在です。そんな大ベテランの選手はどれだけ本番を経験しても緊張はすると言います。しかし、集中と自分を信じる力で緊張と不安に打ち勝てると言っています。

 フロイド・メイウェザー・ジュニア

心を揺さぶる言葉

” お前らが休んでいるとき、俺は練習している。お前らが寝ているとき、俺は練習している。お前らが練習しているときは、当然俺も練習している。”

プロ50戦無敗(27KO)という完璧な戦績を残した、世界最高のボクサーと呼ばれるアメリカのフロイド・メイウェザー選手。数々の強豪選手たちに勝利をおさめ、伝説的な選手となっています。

天性の動体視力と反射神経で、世界一のディフェンス技術と言われているメイウェザー選手ですが、練習量も世界一と言われています。20㎞ランニングの後、ミット打ちを1時間、スパークリング1R4~5分を10R、筋トレ( 腕立て・懸垂・腹筋・メディシンボール・縄跳び etc )小さいダンベルをもってパンチの練習。

同じプロボクシング選手が聞いても驚くほどの練習量をこなしているようです。世界一と呼ばれるのは、やはり世界一の練習量があってこそのものですね。

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現役で数学を教えている中学校の先生です。中学の数学のプリントやICT関連の情報、ブログでは道徳や学級レクのネタも発信しています。
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