最初の授業はこれでOK

最初の授業、何をすればいいのか悩んでいませんか?

「いきなり授業を始めてもいいのか?」
「何を話せばいいのか?」
「どんなことをすれば良いのか?」

新任や若手の先生だけでなく、何年先生やっていてもこの最初の1時間には必ず悩みますよね。

しかし、この最初の授業は、単なる“1時間”ではありません。この1時間で、1年間の授業の空気が決まりかねない、そんな可能性がある1時間です。

だからこそ大切なのは、慎重に考える必要があります。

この記事では、教員歴15年の経験から、最初の授業でやるべきことを「3つ」に絞って解説します。

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教員15年→2026/3退職 中学数学13年+小6算数専科2年 デジタル教材クリエイター 教育メディア数学プリントDLサイト運営(月18万PV) 在職中に5種類の ストック型副業で月1…

最初の授業でやってはいけないこと

最初に伝えておきたいのは、いきなり通常の授業を始めるのはあまりおすすめしません。

理由は、子どもはまだ「勉強モード」に入っていない、エンジンがかかっていない状態です。

新学期の子どもは、

  • クラス替えの不安
  • 新しい先生への緊張
  • 周りの様子を探っている状態

このような精神状態の中では、集中して授業に取り組めないというのが実態です。

実際に、新しいクラスになったばっかりの、あのフワフワした状態、と言えば先生にわかってもらえるのではないでしょうか。

だからこそ最初の授業は、「授業をする時間」ではなく「授業を始めるための空気を作る時間」にしましょう。

最初の授業の目的は1年間の空気作り

最初の授業で一番大事なのは、内容ではありません。「この授業ってこういう感じなんだ」とイメージさせることです。

具体的には👇

  • 授業の雰囲気(どのように授業が進んでいくのか)
  • 先生のスタンス(厳しい?柔らかい?)
  • クラスの関係性(話していい?動いていい?)

この“空気”を最初に作っておくことで、その後の授業が圧倒的にやりやすくなります。

また、黄金の三日間というように、最初にしっかりと先生の話を聞く姿勢を作らせることも大切です。

授業の雰囲気が柔らかくしても、その部分だけはしっかりとしないと、1年間のどこかで授業が崩壊してしまう危険性もあるので注意してください。

『黄金の三日間』とは?新学期の学級開きで失敗しないためのポイントを解説

新学期が近づくにつれて、胸が高鳴る一方で、「ちゃんとクラスをまとめられるかな」「子どもたちとうまく関係を築けるだろうか」といった不安を感じている方も多いのでは…

最初の授業でやるべき3つのこと

最初の授業はこれでOK

僕が毎年やっている、最初の授業でやる流れは以下のようなものです。

オリエンテーション(約20分)

最初に、授業の全体像を伝えます。

具体的には👇

  • 授業はどんな流れで進むのか
  • 授業で必要なものは何か(教科書やノート)
  • 授業で発言する時はどうするか

中学であれば

  • 成績は何で決まるのか
  • 提出物や何があるのか

ここを最初に伝えておくことで、子どもは安心して授業に入ることができます。

また、授業の最初に教科書やドリルを配る必要があるときは、それらを配りながら説明すると良いでしょう。


自己紹介(約10分)

自己紹介は、ただ話すだけではもったいないです。

普通に自己紹介して、「質問ある人〜?」と聞いても、空気が温まっていないと何にも質問が出ない悲しい状態になることもあります。(特に中学生は)

そこで、 クイズ形式にすると一気に空気が変わります。

例えば👇

  • 「先生の好きな食べ物は?」
  • 「学生時代やっていた部活は?」
  • 「休日にしていることは?」

これをクイズでやると一気に全員参加型の授業になりますし、とても盛り上がります。

先生に自己紹介で使えるKahoot!のテンプレートはこちら


アクティビティ(約20分)

個人的にはこのアクティビティの部分が一番大事だと思っています。

ポイントは子ども同士を動かすこと。このアクティビティにはアイスブレイクという目的も兼ねています。

おすすめは👇

  • 二人組
  • グループワーク
  • 教室を自由に動く活動

これらをうまく使い分けることです。

例えば、二人1組で行う場合は、隣同士で一度やらせた後に、「自由に動き回って色んな人とやって」というふうにやると良いでしょう。

また、

  • 多くの人と関われる仕組み
  • 短時間で何回も交流できる設計

にすることで、クラスの距離が一気に縮まります。

最初の1時間でオリエンテーションと自己紹介、次の1時間でアクティベティにしても良いと思います。

※具体的な活動はこちら👇

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まとめ

春の最初の授業は、「何を教えるか」ではなく「どう始めるか」がすべてです。

子どもたちはまだ勉強のエンジンがかかっていない状態だからこそ、最初の1時間は、無理に内容を進める必要はありません。

大切なのは、

  • 授業の見通しを持たせるオリエンテーション
  • クラスの空気を和らげる自己紹介
  • 関係を一気に縮めるアクティビティ

この3つを通して、安心感と参加しやすい雰囲気をつくることです。

この“最初の設計”がうまくいけば、その後の授業は驚くほど安定します。逆に、ここをおろそかにすると、1年間ずっと苦労することにもなりかねません。

👉 最初の授業は、1年間の土台をつくる時間です。

焦って教えようとするのではなく、まずは「このクラスでやっていけそうだ」と子どもたちに感じさせること。

それが、結果的に学力を伸ばす一番の近道になります。

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hiro先生(デジタル教材クリエイター)|note

教員15年→2026/3退職 中学数学13年+小6算数専科2年 デジタル教材クリエイター 教育メディア数学プリントDLサイト運営(月18万PV) 在職中に5種類の ストック型副業で月1…

投稿者プロフィール

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教育×ICTクリエイター|教育メディア運営
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現在は教育コンテンツ制作、デジタル教材開発、教員の働き方や副業について発信中。
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