
僕は中学で13年間数学の教員として働き、最後の2年間は自治体の要請があって小6の算数専科をしていました。
僕はその2年間で、小6算数の授業準備をほぼゼロにできる「授業テンプレート」を完成させました。
このテンプレートを使えば、
- 授業準備に費やす時間が劇的に減る
- 授業準備ができていなくて焦ることが無くなる
- 子どもが前向きに取り組む授業ができる
といった状態を作ることができます。
実際にこのテンプレートの内容は、
・授業プリント約127枚
・論理的思考クイズ75問
・Kahootのクイズリンク42個(約630問)
・中学受験問題20問
で構成されています。
私が行った授業を、誰もが再現できる形に残しました。そしてこのテンプレートは、現在noteで公開しています。
この記事では、このテンプレートについて、詳しく解説していきます。
↓↓↓この小6算数授業テンプレートはnoteで販売しています。
小6算数はなぜここまでたいへんのか

小6算数の授業準備が大変なのは、
「内容の難しさ」と「教え方の難しさ」が両方あるからです。
小6算数は、
・割合
・速さ
・分数の計算
・比例・反比例
など、中学につながる重要な単元が多く含まれています。
ただ計算できればいいのではなく、「なぜそうなるのか」など、概念を理解させる必要があります。
そのため、
・どの順番で教えるか
・どこでつまずくか
・どんな説明をすれば伝わるか
を毎回考えなければいけません。さらに、小学校の先生は算数だけを教えているわけではありません。
国語、理科、社会など、複数の教科の準備も同時に行う必要があります。
その中で、ここまで考える必要がある算数は、どうしても負担が大きくなります。
だからこそ、
「時間がかかる」
「準備が終わらない」
という状況に陥りやすいのが、小6算数の授業準備なのです。
授業1時間に1〜2時間…現実的ではない準備時間
私の実感としては、1時間の授業に対して、1〜2時間の準備が必要でした。
小6算数は年間で約175時間あります。つまり、授業準備だけで考えても、175〜350時間かかる計算になります。
僕は算数専科という、担任を持たない立場だったからなんとかできましたが、これはかなり現実離れした数字です。
例えば、年間200日働くとすると、
200日 × 8時間 = 1600時間
そのうちの175〜350時間を、算数の授業準備に使う。これを担任を持ちながらこなすのは、どう考えても現実的ではありません。
その結果、
- 準備が間に合わない
- なんとなく授業を進めてしまう
- 自信を持って教えられない
といった状況が生まれてしまいます。
これは、先生の努力不足ではなく、そもそも構造的に無理がある状態なのです。
このテンプレートを作った理由

実際に小学校で働く中で、強く感じたことがあります。
それは、小学校の先生もちゃんと忙しいということです。中学と違って部活動はありませんが、それを帳消しにするくらい小学校も忙しい。
複数の教科の授業準備、学級経営、保護者対応…。その中で、算数の授業までしっかり準備するのは、かなり大きな負担です。
「算数専科のいない学校は、小6算数を担任を持ちながらやるのか…?」
ちょっと信じられませんでした。
そんな忙しい現場だからこそ誰でも再現できる授業の型があれば、助かる先生は多いのではないかと思いました。
私は、小学校に勤務して2年で退職することを決めていました。
だからこそ、その2年間で、それを形にしたい。
そう考えていました。
特別なスキルがなくても、忙しい中でも、同じように質の高い授業ができる。
そんなテンプレートを作れたら、現場の先生の負担を少しでも減らせるんじゃないか。
そう思って、そんな思い出テンプレートを完成させました。
実際の授業の流れ(そのまま使える型)

では、実際にどのような流れで授業を行っているのかを紹介します。
授業の流れは基本的に以下のようになります。
① 授業の最初の5〜10分
→ 論理的思考クイズ または Kahoot!
② 20〜30分
→ 授業用プリント1枚
③ 残り時間
→ ドリルや演習
このシンプルな流れの中に、
・子どもが前向きになる仕掛け
・理解が深まる順序
・つまずきを防ぐ設計
をすべて組み込んでいます。
特に最初の論理的思考問題は重要です。
子どもたちはこの時間をとても楽しみにしていて、自然と前のめりで授業に参加するようになります。
その状態のまま本題に入ることで、集中力や理解力が大きく変わります。

また、授業用プリントは単なる問題集ではありません。
「この順番で進めれば理解できる」という流れをもとに作られているため、そのまま使うだけで、授業が成立する設計になっています。
ただ問題を解かせるプリントではなく、1時間で教えるべき内容を1枚のプリントにまとめたものです。
プリントの内容を板書しても良いですし、モニターに映した方が効果的な場面もあるでしょう。
子どものやる気を引き出す最初の5〜10分

最初の5〜10分で行うのは、論理的思考クイズやKahoot!です。
授業の最初にこの時間を入れることで、子どもたちの様子が大きく変わります。
この時間のポイントは、考えるって楽しい!と思える状態で授業に入ることです。
この時間に行う論理的思考問題は、ただのクイズ遊びではありません。
・条件を整理する力
・筋道立てて考える力
・自分の考えを説明する力
といった、算数に必要な力を自然と使う内容になっています。
また、このテンプレートには、Kahoot!のリンクを42個用意しています。
Kahoot!は教室でクイズ大会を開催できるアプリですが、先生が無料でアカウントさえ作ればアプリをダウンロードしなくても、ブラウザ上で使うこともできます。
このKahoot!の問題は、前回までの授業で教わった内容を収録しています。
子どもたちは楽しみながら復習することができ、結果がすぐに出るので、子どもたちがどんな問題で間違いが多いのか、どれくらい理解しているかを先生が把握することができます。
全員が参加でき、大盛り上がりになるクイズ大会で算数の力を確実に身につけることができます。
このテンプレートで授業はどう変わるのか

このテンプレートを使うことで、授業は大きく変わります。
【Before】
・毎回、授業準備に時間がかかる
・「どう教えよう」と悩みながら授業をする
・授業の流れが安定しない
・子どもの反応がいまいち
・余裕がなく、子どもを見る時間が少ない
【After】
・授業準備に悩む時間がほぼなくなる
・テンプレートに沿って進めるだけで授業が成立する
・毎時間、安定した流れで授業ができる
・子どもが前向きに取り組むようになる
・子どもの反応を見る余裕が生まれる
特に大きいのは、授業中の余裕が生まれることです。
これまで「どう進めるか」に使っていた意識を、「子どもがどう考えているか」に向けることができます。
まとめ|このテンプレート使ってみませんか

このテンプレートについてLINEのオープンチャットの中で動画を使って説明しています。詳しく知りたい方はご参加ください。
ここまでお伝えしてきたように、小6算数の授業準備は、構造的に負担が大きくなりやすい教科です。
だからこそ、毎回ゼロから授業を考えるのではなく、
「再現できる型」を持つことが重要です。
授業の型があることで、
・準備の時間を大幅に減らせる
・授業の流れが安定する
・子どもの理解が深まる
という状態を作ることができます。
そしてその一つの答えが、今回紹介した授業テンプレートです。
授業準備に追われる毎日を続けるのか。
それとも、少し余裕を持って授業に向き合うのか。
その選択を変えるきっかけになれば嬉しいです。
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投稿者プロフィール

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教育×ICTクリエイター|教育メディア運営
Apple Teacher、Kahoot!認定クリエイター。
授業で使える算数・数学問題、思考力を育てるクイズ、ICT活用法を発信。 運営する教育ブログは月間15万PV。
教員として5種類の兼業を経験し、ストック型副業で月10万円の収益を構築。
電子書籍はAmazonベストセラーを獲得し、書籍出版も経験。
現在は教育コンテンツ制作、デジタル教材開発、教員の働き方や副業について発信中。 SNS総フォロワー数は約3万人。
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