
3月は卒業や退職、異動などで、先生とのお別れが重なる季節です。
「お世話になった先生に感謝の気持ちを伝えたいけれど、どんなプレゼントを選べばいいんだろう?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
私自身、これまでに多くのプレゼントをいただいた経験があります。嬉しかったものもあれば、正直「これはちょっと困った…」というものもありました。
現役教師としての本音を交えながら、先生に喜ばれるおすすめギフトや避けた方がいいものを紹介していきます。
この記事では、
- プレゼント選びの基本的な考え方
- 人気ランキングから見る定番アイテム
- 種類別のおすすめギフト
- 実際にもらって嬉しかった&困った体験談
をまとめました。これを読めば、先生に気持ちよく喜んでもらえるプレゼントがきっと見つかるはずですよ!

先生へのプレゼント選びの参考にしてください!
- 1. 先生へのプレゼント、何を選べばいい?
- 2. 先生に贈るプレゼントの基本的な考え方
- 2.1. 相場は1,000〜3,000円程度が目安
- 2.2. 学校や地域のルールにも注意
- 2.3. プレゼント選びで意識したい3つのポイント
- 3. 人気ギフトランキングに見る定番アイテム
- 3.1. 花束やフラワーギフト
- 3.2. 名入れボールペン・文房具
- 3.3. マグカップやタンブラー
- 3.4. フォトフレーム・寄せ書き
- 3.5. 手作りアルバムやメッセージ
- 4. 種類別おすすめギフト10選
- 4.1. ハンカチ・ハンドタオル
- 4.2. 一筆箋や付箋
- 4.3. コーヒーや紅茶のセット
- 4.4. ハンドクリーム
- 4.5. タンブラーや水筒
- 4.6. 名札ホルダー(IDホルダー)
- 4.7. 三色ボールペン
- 4.8. ギフトカード
- 4.9. 絵本
- 4.10. ごほうびスタンプ
- 5. 先生としての本音「嬉しいもの・困るもの」
- 5.1. もらって嬉しかったもの
- 5.2. 正直ちょっと困ったもの
- 6. 避けたほうがいいプレゼント
- 7. プレゼントを渡すときの工夫
- 8. まとめ

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先生へのプレゼント、何を選べばいい?
先生にプレゼントを渡すときって、「どんなものなら喜んでもらえるかな?」「逆に困らないかな?」と悩みますよね。
ここでは、私がこれまで実際にもらったプレゼントの体験談を交えて紹介します。
これまでの教員生活の中で、本当にさまざまなものをいただいてきました。卒業する子どもたちからは寄せ書きや、木のフレームにコメントを貼り付けた手作りの品などをもらったこともあります。
気持ちはすごく嬉しかったのですが、大きすぎるものは正直なところ困ってしまった経験も…。
一方で、部活動の関係でいただいたネックウォーマーやタオル、手袋は、実用的でとてもありがたかったのですが、自分の名前が大きく入っていると、学校の外ではちょっと恥ずかしくて使いにくいと思うこともありました。
食べ物をいただいたときは、食べればなくなるので「気持ちを受け取って、きれいに消費できる」という点で本当にありがたいと感じました。
保存のきくお菓子や飲み物は負担にならず、先生側としても気楽に受け取れるプレゼントだと思います。
先生に贈るプレゼントの基本的な考え方

先生へのプレゼントを選ぶときに大切なのは、高価なものを贈ることではなく、感謝の気持ちをどう伝えるかを考えましょう。
プレゼントは「ありがとう」の気持ちを形にする手段ですから、豪華である必要はありません。むしろ高価すぎるものは、先生にとって気を遣わせてしまう原因になります。
相場は1,000〜3,000円程度が目安
ちょっとしたハンカチやお菓子、文房具など、日常の中で気軽に使えるものが喜ばれやすいです。
大切なのは「実用性」と「負担にならないこと」。
学校や地域のルールにも注意
一部の学校や教育委員会では「金券や商品券の受け取りは禁止」とされているケースもあります。
贈る前に、学校での慣習や地域のルールに触れないかを確認しておくと安心です。
プレゼント選びで意識したい3つのポイント
- 日常で使えるもの(ハンカチ・ペン・飲み物など)
- 消費できるもの(お菓子・紅茶・コーヒーなど)
- 気持ちが伝わるもの(手紙や寄せ書き、写真など)
結局のところ、先生にとって一番嬉しいのは「気持ちを込めて選んでくれた」という事実そのもの。
無理に特別なものを探すよりも、「ちょっとしたもの+感謝の言葉」を組み合わせることが、もっとも失敗しない方法だと思います。
人気ギフトランキングに見る定番アイテム
先生へのプレゼントとして人気があるものを調べると、やはり「定番」と呼ばれるアイテムが上位に並んでいます。
大きな失敗がなく、安心して選べるギフトばかりです。
花束やフラワーギフト
卒業式や送別会といえば定番の花束。見栄えが良く、写真にも映えるので人気です。
ただし、自宅に持ち帰ってからの管理が少し大変なこともあるため、プリザーブドフラワーや小さめのブーケを選ぶと喜ばれやすいでしょう。
名入れボールペン・文房具
実用性の高いボールペンやシャープペンシルは、先生にとって毎日使えるアイテム。特に名入れのものは「特別に選んでくれた」という気持ちが伝わりやすく、プレゼントとして人気です。
マグカップやタンブラー
職員室で使えるマグカップや保温性のあるタンブラーも定番。コーヒーやお茶を飲むときに重宝し、日常生活の中で長く活躍します。
しかし、すでに持っている可能性が高いので、こっそりと確認する必要があるかもしれません。
フォトフレーム・寄せ書き
生徒たちとの思い出を形に残せるフォトフレームや寄せ書きも上位に入る定番です。手作り感があると、先生にとって忘れられない記念品になります。
ただし、大きすぎるものや折り畳めないものは避けましょう。
手作りアルバムやメッセージ
気持ちがこもった手作りのアルバムやメッセージカードは、金額以上の価値があります。
とくに子どもたちの手書きの文字やイラストは、先生にとってかけがえのない宝物になります。
こうした定番ギフトは、安心して選べる一方で「どの先生にも同じようなものになりやすい」という側面もあります。そこで次は、より具体的に種類別におすすめできるギフトを紹介していきましょう。
種類別おすすめギフト10選

ここからは、先生に実際に喜ばれやすいギフトを「種類別」に紹介します。どれも3,000円以内で準備できるものが多く、ちょっとしたお礼や卒業シーズンの贈り物にぴったりです。
ハンカチ・ハンドタオル
定番中の定番ですが、やはり嬉しいアイテムです。特に夏場や体育のあとなどは何枚あっても困りません。
シンプルなデザインなら誰でも使いやすく、相手のイメージに合う色や柄を選ぶと喜ばれます。
一筆箋や付箋
先生はちょっとしたメモを取ったり連絡を残したりする機会が多いので、一筆箋や付箋はいくらあっても困らない実用品。
シンプルなデザインからかわいいものまで幅広く、相手の雰囲気に合わせて選べます。
コーヒーや紅茶のセット
放課後や休憩時間にほっと一息つける飲み物は、先生にとってありがたいプレゼントです。
いろいろな種類が少しずつ楽しめる詰め合わせセットは特に喜ばれやすいです。
ハンドクリーム
チョークや消毒液で手荒れがちな先生にとって、ハンドクリームは嬉しいアイテム。
香りの好みは人それぞれですが、無香料やさっぱりタイプを選べば安心です。
タンブラーや水筒
マグカップよりも実用的に使えるのが保温性のあるタンブラーや水筒。学校でも自宅でも使えて便利です。
シンプルなデザインなら男女問わず喜ばれます。
名札ホルダー(IDホルダー)
毎日身につけるものだからこそ、ちょっとおしゃれなホルダーは気分を変えてくれます。
機能的なデザインや革製のしっかりしたものは長く使えるのでおすすめです。
三色ボールペン
文房具の中でも三色ペンは先生にとって必需品。特に「ジェットストリーム」など書きやすいペンは喜ばれやすいです。小規模校ではみんなで色を選び合うなど、ちょっとした思い出にもなります。
ギフトカード
手軽で自由度の高いギフトカードも人気。贈る側にとっても準備がしやすく、時間がないときの強い味方です。
ただし学校によっては受け取りが禁止されている場合もあるため、注意が必要です。
絵本
先生同士のプレゼントとして意外と喜ばれるのが絵本。自分の好きな作品を贈ると、「こんな絵本が好きなんだ」と会話のきっかけにもなりますし、教室に置けば子どもたちと一緒に楽しめます。
ごほうびスタンプ
小学校の先生にとっては仕事に直結するアイテム。スタンプの種類はたくさんあるので、他の先生と被らないものを選ぶと喜ばれます。長く使えるのも魅力です。
先生としての本音「嬉しいもの・困るもの」
ここからは、私自身が実際にいただいたプレゼントの中で「これは本当に嬉しかった!」と思ったものと、『ありがたいけれど正直ちょっと困った…』と感じたものを紹介します。
先生目線のリアルな声として、プレゼント選びの参考にしてみてください。
もらって嬉しかったもの
- 食べ物や飲み物
すぐに消費できるので、負担にならず気持ちだけ受け取れるのがありがたいです。個包装のお菓子やコーヒー・紅茶のセットなどは特に喜ばれます。 - 実用的なグッズ(タオル・ネックウォーマーなど)
部活動の関係でいただいたタオルやネックウォーマーは、日常で使えて助かりました。シンプルなデザインなら外でも気軽に使えます。
正直ちょっと困ったもの
- 大きすぎる寄せ書きや装飾品
子どもたちの気持ちは本当に嬉しいのですが、サイズが大きすぎると保管や処分に困ってしまいます。思い出として残す方法は工夫した方がいいかもしれません。 - 名前入りのアイテム
特別感はあるのですが、自分の名前が大きく入っていると外で使いにくいことも…。学校の中では使えても、日常生活では少しハードルが高いです

避けたほうがいいプレゼント
先生に感謝の気持ちを伝えたいと思って選んだプレゼントでも、実際には「ちょっと困るな…」と感じさせてしまうものもあります。
ここでは避けたほうがいいプレゼントの例を紹介します。
高価すぎるもの
ブランド物の財布や時計など、高額なアイテムは受け取る側に大きな負担を与えます。「お返しをしなきゃ」と気を遣わせてしまうこともあるので、避けた方が安心かもしれません。
名前入りグッズ(人による)
気持ちは嬉しいのですが、大きく名前が入っていると外で使いにくい場合があります。特にマフラーやバッグなど身につけるものは注意が必要です。
大きすぎる寄せ書きや装飾品
手作りの寄せ書きやボードは気持ちが伝わって素敵ですが、サイズが大きすぎると保管場所に困ってしまいます。
思い出を残すなら、データやアルバムなど別の形で工夫するのがおすすめです。
生物や保存が難しい食品
お刺身やケーキなど、その日のうちに食べなければならないものは先生にとって負担になります。
食品を贈る場合は、日持ちするお菓子やコーヒーなどを選ぶと安心です。

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プレゼントを渡すときの工夫
どんなに素敵なプレゼントでも、渡し方ひとつで印象は大きく変わります。感謝の気持ちをよりしっかり伝えるために、渡すときの工夫も大切にしましょう。
子どもから直接渡す
保護者が手渡しするよりも、子ども自身が「ありがとう」と言いながら渡す方が、先生にとっては何倍も嬉しいものです。短い一言でも子どもから直接伝えてもらえると、気持ちがぐっと心に残ります。
手紙やメッセージを添える
どんなプレゼントでも、手紙や一言のメッセージが添えてあると喜びは倍増します。「このプレゼントを選んだ理由」や「具体的に感謝していること」を書いてあると、先生は大切に読み返したくなるものです。
タイミングを意識する
卒業式や学年末、退職や転勤の発表後など、区切りのタイミングで渡すと自然です。サプライズ的に渡すのも良いですが、式やイベントの前後でバタバタしている時間帯は避けると落ち着いて受け取ってもらえます。
みんなで1つのものを贈る
クラス全員や部活動の仲間でお金を少しずつ出し合い、一つのプレゼントにまとめるのも安心です。高価になりすぎる心配がなく、みんなで贈ることで「気持ちを共有する時間」も生まれます。
まとめ
先生へのプレゼントで一番大切なのは、やっぱり 「気持ちがしっかり伝わること」 です。
高価なものや豪華なものを用意する必要はありません。むしろ、日常で使えるちょっとした実用品や、食べてなくなるもの、そして心のこもった手紙やメッセージの方が、先生にとっては印象深く残ります。
私自身の経験から言えるのは、
- 消費できるもの(お菓子・飲み物など)は気軽で嬉しい
- 実用的なもの(ハンカチ・ペン・タオルなど)はすぐ役立つ
- 大きすぎるものや名前入りグッズは意外と困ることもある
- データで残す寄せ書きや写真は、スマートでおすすめ
ということです。
プレゼントは「物」そのものよりも、「相手のことを考えて選んでくれた気持ち」に価値があります。迷ったときには、ちょっとしたギフト+感謝の言葉 を組み合わせれば間違いありません。
感謝の想いを込めて渡したプレゼントは、先生にとってきっと心に残る宝物になるはずです。
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