
「一生懸命勉強しているのに、数学の点数がなかなか伸びない…」
これは多くの中高生が抱える悩みです。特に数学は、ただ暗記するだけでは点につながらず、「どう勉強すれば良いのか分からない」と迷ってしまう教科でもあります。
そんなときにやりがちなのが、市販の難しい問題集に手を出して、わかった気になってしまうこと。
けれども実際は、それが最短ルートではありません。まず徹底すべきなのは、学校の教科書やワークといった基本教材です。
本記事では、私自身の指導経験をもとに、目標点ごとに実践すべき勉強法を紹介します。
20点台からでも着実に伸ばせる、数学の定期テスト対策の本質をお伝えします。
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よくある間違った勉強法
数学の定期テスト勉強でありがちな失敗は、「やっているのに点につながらない」タイプの勉強です。
具体的には次のようなものがあります。

ワークを1回解いて終わりにする
学校で配布されたワークを一通り埋めただけで満足してしまうケースです。
実際は「できなかった問題」を解き直すことが大切なのに、1回で終わらせてしまっては定着にはつながりません。
答えをすぐに見て「わかった気」になる
わからない問題が出たときに、すぐに解説を見て解答を写す子はとても多いです。解説を見れば、その瞬間は理解できた気分になります。
しかし、翌日同じ問題を解くとできないことが多いのが現実です。これは「理解」ではなく「暗記もどき」にとどまっている状態です。
何冊もの参考書に手を出す
「点数を上げたい!」という気持ちから、何冊もの参考書や問題集を同時にやろうとする生徒もいます。
しかし結果として、どの参考書も中途半端に終わり、理解が深まらないまま「次の参考書、次の参考書」に手を出すのはとても危険です。
やった参考書の数を見て、「やった気・分かった気」になってしまうからです。
まずは 学校で配布された教材を徹底的にやり込むこと が、最も効率的な勉強法です。
点数別・効果的な勉強法

数学の定期テスト勉強で大切なのは、目標に合わせて「やるべきこと」を明確にすることです。
やみくもに勉強するのではなく、自分の目指している点数に合った勉強法を徹底すれば必ず点数は伸びます。
50〜80点を目指す場合:教科書の徹底
まず平均点を超えたい、安定して50点以上を取りたいという場合は、教科書の例題と練習問題を完璧にすることが最短ルートです。
重要なのは「できた問題」を繰り返すのではなく、できなかった問題に印をつけ、時間をおいて再挑戦すること。
解けなかった問題を一つずつ潰していけば、得点力は確実に上がります。
教科書には基本問題がしっかりと網羅されています。数学の定期テストの大半は基本問題で構成されているので、教科書に載っている練習問題を解くことができれば、50点〜80点を取ることが可能です。
実際に、私が指導した中で20〜30点しか取れなかった生徒が、教科書の問題を繰り返し練習したことで50点以上に伸びたケースが何度もあります。
特別な教材を使わなくても、基礎を固めるだけで成績は変わるのです。
80点以上を目指す場合:ワーク・ドリルを完璧に
さらに高得点を狙うなら、学校で配布されるワークやドリルを「できない問題をゼロにする」まで仕上げることが必要です。
1回解いただけでは不十分で、最低でも2〜3周は解き直すことをおすすめします。間違えた問題は必ず印をつけて、次に解いたときにできるかどうかをチェック。
最終的に「どの問題も必ず正解できる状態」に仕上げれば、80点以上も現実的な目標になります。
また、何冊もの問題集の手を出すのではなく、学校で配られたワークやドリルを完璧に仕上げることができれば、必ず実力が身につき、その後の受験などにも良い影響が出るでしょう。
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効率的な勉強の流れ
数学のテスト勉強は「量をこなす」だけでは結果につながりません。
限られた時間の中で効率よく進めるために、次のステップを意識すると効果的です。
1.教科書で理解と暗記をセットにする
まずは教科書の例題や練習問題を使い、公式や解き方を理解します。
解法の流れを自分で説明できるレベルまで落とし込むことが大切です。
2.解けなかった問題に印をつける
一度でできた問題は繰り返す必要はありません。逆に「間違えた問題」や「解けなかった問題」に印をつけておき、数日後に再挑戦します。
理解を伴った暗記に変わるのは、この“解き直し”のプロセスです。
3.学校のワークを2〜3回解き直す
ワークやドリルは1回で終わりにせず、最低でも2〜3周。
特に2回目以降は「できなかった問題だけ」を中心に効率よく回すのがコツです。
4. テスト2週間前から少しずつ習慣化
理想は日々の積み重ねですが、現実的にはテスト前から集中する生徒も多いでしょう。
その場合は、テスト2週間前から毎日15〜30分でも机に向かう習慣をつけるだけで、大きな差がつきます。

長期的な学びと短期的な結果のバランス
数学の力は、基本的には 毎日の積み重ね で育っていくものです。
授業で出てきた分からない問題を放置せず、その日のうちに解決しておくことが、最終的には一番の実力アップにつながります。
しかし現実には、「テスト前にならないと勉強に身が入らない」という生徒も多いでしょう。
そうした場合でも、テスト2週間前から勉強の習慣を少しずつつけることで、短期間でも大きな成果を出すことは可能です。
つまり、理想は「日々の積み重ね」で長期的に数学力を高めること。
けれども「次のテストで結果を出したい」のであれば、50〜80点は教科書の徹底、80点以上はワークの完璧化という勉強法を実践するのが最短ルートです。
長期的な学びと短期的な結果は対立するものではなく、むしろ補い合う関係にあります。
短期的な努力で成果を感じれば、それが自信となり、日々の積み重ねにも前向きに取り組めるようになります。
まとめ
数学の定期テストで点数を伸ばすカギは、特別な勉強法や難しい問題集ではありません。
大切なのは、学校の教材を徹底的に活用することです。
- 50〜80点を目指すなら:教科書の例題・練習問題を繰り返し、解けなかった問題をなくす
- 80点以上を目指すなら:学校のワークやドリルを完璧に仕上げ、間違いをゼロにする
実際に、20点台しか取れなかった生徒が教科書を徹底することで50点以上を取れるようになった事例もあります。
結果につながるのは、派手な勉強法ではなく、シンプルなことをどれだけ丁寧に積み重ねられるかです。
数学は「理解を伴った暗記」と「できない問題を潰す」ことを繰り返すことで必ず力がつきます。
短期的にはテスト前2週間からの習慣化、長期的には日々の積み重ね。どちらも意識しながら、自分に合った勉強法で着実に点数を伸ばしていきましょう。

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現役で数学を教えている中学校の先生です。中学の数学のプリントやICT関連の情報、ブログでは道徳や学級レクのネタも発信しています。
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